神戸・元町6丁目商店街(神戸市中央区元町通6)で現在、アーケードの天井や通路装飾にこいのぼりが泳ぐ「鯉(こい)のぼりロード」が展開されている。
北播磨県民局長の竹本明正さん(左)と「北播磨おいしんぼ館」店長(右)
4月1日、商店街の空き店舗を活用した兵庫県北播磨地域の農産物や農産加工品、地場産品などを販売する「北播磨おいしんぼ館」(TEL 078-599-7372)がオープン。1階では野菜・果物・花・加工品・スイーツなど約200品目を販売、2階は観光情報の発信・地場産品のPRコーナーを設ける。運営は北播磨県民局。
今回、「より多くの方々に北播磨をPRし交流人口を増やしていけたら」と加東市地場産のこいのぼり「播州鯉」を同市が提供。神戸山の手小学校児童が夢や願いを書いた「こいのぼり」を商店街に飾り、同館来訪者などが夢などを記した「こいのぼり」も同館2階に展示する。
4月28日・29日に同商店街で開催された「インフィオラータこうべ2012」では、同商店街と北播磨地域の交流をきっかけに「こいのぼり」のデザインを採用。同商店街関係者をはじめ、「元町6丁目婦人会」、NPO法人「あいあいネット神戸」、「兵庫県北播磨県民局」や地元住民らが約3時間かけて花絵を完成させたという。
兵庫県北播磨県民局長の竹本明正さんは「神戸に近く、多彩な農産物、豊かな自然、歴史・文化、伝統ある産業に恵まれた北播磨の地域の特性を生かし、さらなる交流人口の拡大、地場産業・農山村の元気づくりに向け当館を開設した。今後も元町6丁目商店街振興組合のご協力の下、商店街通路を活用し北播磨の魅力発信イベントも実施していく」と話す。
「北播磨おいしんぼ館」の営業時間は11時~19時。水曜定休。「鯉のぼりロード」は5月27日まで。