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神戸市が猫の譲渡制度開始-殺処分削減へ、飼育法指導も

譲渡候補猫「ネオ」(3カ月半、オス)

譲渡候補猫「ネオ」(3カ月半、オス)

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 神戸市は猫の譲渡制度で、8月1日より譲渡希望者の申請受付を開始する。

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 これまで犬に限っていた譲渡制度を猫にも拡大するもので、新しい飼い主を募集する。制度の開始により動物管理センターで殺処分される猫を減らし、屋内飼育や身元の表示など模範的な飼い主の育成を目指す。

 譲渡には「兵庫県内に居住していること」「猫を適正に飼育できる環境の家に居住していること」などの条件を満たすことが必要。申請受理後、書類審査と自宅訪問調査を実施する。譲渡が可能と判断されると、飼い主は「飼い方講習会」を受講、その後譲渡候補猫と「お見合い」、希望する猫を選ぶ。

 神戸市保健福祉局健康部生活衛生課の担当者は「猫による迷惑や、飼育放棄、望まれない繁殖などで収容される猫そのものを減らしたい」と話す。

 申請は動物管理センター(神戸市北区山田町)へ郵送、ファクス、持参で受け付ける。申請書は同センターや区役所に設置、神戸市のウェブサイトからもダウンロードできる。

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