神戸・三宮のロッキンギャラリー&バー「Ramblers(ランブラーズ)」(神戸市中央区中山手通1、TEL 078-325-8824)で2月10日、ザ・ローリング・ストーンズのオフィシャル・フォトグラファー有賀幹夫さんによるトークショーが行われた。
通称「神戸のローリング・ストーンズ・バー」と呼ばれ、今月12日に4周年を迎えた同店。店内には、ストーンズ関連ディスクやグッズのコレクターでもある店主の本荘和彦さんのレアなロックアイテムが所狭しと並ぶ。
有賀さんと本荘さんの出会いは2011年7月の「フジロックフェスティバル」。その後、イベントで「ザ・ローリング・ストーンズ対談」を行うなど交流を深め、昨年は同店3周年を記念したイベントでもゲストとしてトークライブを行った。
日本人で唯一のストーンズのオフィシャル・フォトグラファーで、国内ではRCサクセション、ザ・ブルーハーツ、ザ・イエロー・モンキー、忌野清志郎さん、吉井和哉さんなどのアーティスト写真撮影を手掛ける有賀さん。当日は満席となった会場で、約2時間にわたりトークを披露。ストーンズ結成50周年にまつわるエピソードのほか、この日が日本武道館で行われた忌野清志郎さん完全復活祭ライブから5周年ということで忌野さんとのエピソードなども紹介された。
また、石巻市にあるCD店のツイッターでの「震災後、ブルーハーツの売れ行きが凄い。それは今も続いている。他店と比べると異常なほどだ。いろいろな要因があると思うけど、ブルーハーツの音楽が癒しになっている人も多いんじゃないかな。中学校の頃もあの音楽が癒しだったようにね。」(原文ママ)というつぶやきを有賀さんがリツイートしたことがきっかけで始まった交流についても紹介した。
本荘さんは「4周年を迎えるにあたり、多忙な中、有賀さんがトークショーのために来店してくださった。店をオープンしたときは想像もできなかったこと」と感謝の気持ちを語った。
営業時間は19時30分~翌3時(日曜・祝日は24時まで)。チャージは、ショット=300円、ボトルキープ=セット2,000円。