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神戸・元町商店街6丁目に「都会の道の駅」-県産食材など取りそろえ

佐用町まちおこし団体事務局長の千種和英さん

佐用町まちおこし団体事務局長の千種和英さん

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 元町商店街6丁目に6月22日、都会の道の駅をイメージした空間「HYOGO INAKAFE(ひょうごイナカフェ)」(神戸市中央区元町通6、TEL 078-762-1792)がオープンする。

「ひょうごイナカフェ」店舗外観イメージ

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 兵庫県による重点分野緊急雇用創出事業として、商店街の空きテナントを活用し営業する同店。運営は神戸新聞事業社。「まちと多自然地域が行き交うことで、地域の魅力が届く都会の道の駅」をコンセプトに、カフェスタイルの交流空間を目指す。また、「多自然地域の情報発信」「地産地消を目指しての飲食・物販」「田舎暮らし体験や定住促進の相談ができるコンシェルジュ」の3つの機能を持つ。

 店内では、兵庫県各地より農産物や加工品を中心に取りそろえ、販売のほか季節の食材を使ったフレッシュジュースやフードメニュー、スイーツなどを提供。主なメニューは、兵庫県の農産物や加工品を使った「まるごとHYOGOランチ」「淡路産玉ねぎを使ったカレー・五国の野菜のせ」「自家製野菜ジュース(赤/緑)」など。

 毎週土曜は店頭で産地直送の農産物を販売する「元町週末マルシェ」(運営=NPO法人姫路コンベンションサポート)も開催(11時~売り切れまで)。「ひょうご地域再生大作戦」モデル集落・地域を中心とする県内多自然地域・小規模集落などの生鮮野菜、加工品(お茶、漬物、海産物など)を取りそろえる。集落のイベント・祭参加者募集、農村ボランティア募集などPRのほか、県民局単位の地域フェアなどのイベントも行い地域の魅力を発信する。

 同NPOの玉田恵美理事長は「兵庫県の多自然地域では、独自にいろいろな取り組みをしており、多くの魅力的な地域がある。週末マルシェを通じて、都市住民の方にも県内の多自然地域を知っていただきたい」と話す。「都市住民が地域を訪れていただくなど都市部と多自然地域との交流を推進し、多自然地域の活性化につなげていきたい」とも。

 営業時間は11時~18時(電話は同20日以降開通)。

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