神戸・三宮トアイーストの野菜料理居酒屋「Vegetable Dining畑舎（はたけや）」（神戸市中央区下山手通2、TEL 078-334-0525）が11月26日、7周年を迎える。

「海老とかぼちゃの豆乳クリームグラタン」

　「野菜の本当のおいしさを伝えたい」という思いで、和食の板前など15年間飲食業に携わり念願の夢だった同店を出店した「おやさい本舗」の宇田政太郎社長。「有機のおいしい野菜」にこだわり、京都府久美浜と神戸市北区にある自社農園で自身が育てた野菜を提供するほか、旬の野菜を全国から取り寄せる。

　店舗面積は15坪。テーブル20席、カウンター11席を用意。最大で20人の貸し切りにも対応する。木目で統一された店内は落ち着いたぬくもりのある雰囲気を演出。「手作り感を大切にしたい」という店内には裏山で採れた花や果実をディスプレーし、小物やハンガーも店の雰囲気に合うよう宇田社長自ら手作りするという。店名「畑舎」は、北区の田舎の畑で収穫した野菜を提供することから名付けた。

　人気メニューは「海老とかぼちゃの豆乳クリームグラタン」（980円）、「畑舎サラダ」（600円）、「桃太郎トマトのおひたし」（480円）、「里芋のほこほこ揚げ」（500円）、「豆乳仕立ての鶏雑炊」（780円）など。冬のコースは「かぼちゃのグラタンコース11品」（3,000円）、「畑舎お鍋コース9品」（3,500円）を用意する。ドリンクは酎ハイ（400円）、生ビール（500円）、野菜にこだわった日本酒、梅酒、カクテルなどを取りそろえる。

　宇田さんは「お客さまへの感謝しかない。7年間も続けられたのは、雨の日も坂を上がって通ってくれたお客さまのおかげ」と話す。「今後も料理で人を喜ばせ、サプライズを演出していきたい。さらに野菜にこだわった店にしたい」とも。今月19日～30日は7周年を記念した「特別コース9品」（2,500円、ワンドリンク付き）を提供する。

　営業時間は17時30分～24時（土曜＝16時30分～翌2時、日曜＝16時30分～22時）。月曜定休（祝日の場合は翌火曜）。