スカイマークは12月20日より神戸空港(神戸市中央区神戸空港)と米子鬼太郎空港(鳥取県米子市)を結ぶ定期便を就航、ロビーでは到着初便の「お出迎え」セレモニーが開催された。
セレモニーでは初便の搭乗客に対し、神戸の親善大使として活躍する「スマイル神戸」や、ゆるキャラ「コーベアー」が参加、記念品として焼き菓子や神戸各地のパンフレットなどを手渡し神戸や同空港をアピールした。神戸産のぶどうを使い西区のワイナリーで作ったぶどうジュースも振る舞い、搭乗客も歓迎ムードに笑顔を見せていた。
孫に会いに神戸へ来たという女性は「これまでは神戸が遠く移動をおっくうに感じていた。飛行機で40分になればいつでも来られるので、また利用したい」と笑顔を見せていた。仕事でよく関西を訪れるという男性は「以前から関西への出張は多く、やっとこの日が来たという気持ち。今は1日2往復だが、昼間の便が増えればうれしい」と期待を寄せた。
神戸市みなと総局空港事業室の大中雅之さんは「神戸-米子間は車だと3~4時間かかる道のり。米子鬼太郎空港は鳥取県の西の端にあり、島根県にも行きやすい場所。関西と山陰を結ぶルートとして定着していければ」と話す。
神戸-米子便はSKY121便の神戸7時55分発、米子8時35分着、SKY122便の米子9時15分発、神戸9時55分着、SKY127便の19時35分神戸発、米子20時15分着、SKY128便の米子20時55分発、神戸21時30分着の2往復分が就航。3月29日までの搭乗は普通運賃1万円で利用できる。