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神戸ポートアイランドで「みなと異人館」一般公開-文化発信目的に

「みなと異人館」外観

「みなと異人館」外観

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 神戸ポートアイランド北公園内の「みなと異人館」(神戸市中央区港島2)が10月5日、一般公開される。

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 同館は1906年(明治39)にヘイガー邸として北野町に建設され、1978(昭和53)年に神戸市が譲り受けたのを機に同公園内に移築。喫茶店や結婚式場として利用されていたが2008年に閉館した。2012年、シスメックス(脇浜海岸通1)が借受人に決定し、今年「景観形成重要建築物等」に指定された。

 敷地面積は759平方メートル。木造2階建て白壁の洋風建築で、同社が神戸の文化発信や地域活性化へのさらなる支援を目的として公開する。当日、建物内では神戸の歴史や神戸が日本の発祥地と言われるジャズの歴史などを紹介するパネルも展示する予定という。

 同社担当者は「歴史的建造物であり、これまでも多くの市民の方々に親しまれているみなと異人館の外観や、港と一体となった景観を、神戸市民をはじめ公園を訪れる多くの方々に楽しんでいただけるよう、2012年に当館を神戸市から借り受け、必要な修繕および日常の維持管理を行っている。ぜひお越しいただければ」と話す。

 公開時間は12時~15時30分。入館無料。

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