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パクチーの香りがするフリーペーパー「Brali」 神戸在住のバックパッカーが発行

自身もバックパッカーである「Brali」編集長のクリハラノブユキさん

自身もバックパッカーである「Brali」編集長のクリハラノブユキさん

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 神戸在住のバックパッカー・クリハラノブユキさんが6月15日、パクチーの香りがするフリーペーパー「Brali(ブラリ)~旅ライフフリーペーパーマガジン~」を発行し話題を呼んでいる。

パクチーの香りがする「Brali 19号」

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 2011年6月に電子書籍として創刊した「Brali」。クリハラさんが編集長を務め、「旅人(バックパッカー)が書き、旅人が読む、旅人のための旅ライフフリーペーパーマガジン」として、旅先の情景や出会い、世界遺産、秘境、食べ物、飲み物、旅に便利なツール・情報、自炊派の調理レシピなどを掲載している。

 発行日は偶数月25日。「Brali」サイト内とウェブ本棚サービス「ブクログ」でも読むことができる。バックパッカーでもあるクリハラさんは冊子発行だけでなく、帰国後の仕事探しサイト「Brali Job」や、海外旅行、海外就職、バックパッカー向けニュース「トラベリング ナウ」も運用している。

 昨年6月に同冊子が3周年を迎え、記念号となる19号はこれまでの電子書籍とは真逆のスタイルにしたいと考えたクリハラさん。紙面は全て海外の新聞紙を使い、そこにスクラップブックのように記事をのりで貼り、ホチキスでとめたため、アラビア語、ハングル語、タイ語、ヒンズー語、イタリア語、タミル語など、一冊一冊全てデザインが異なる。

 さらに旅の雰囲気を盛り上げるため、パクチーのエッセンシャルオイルで電子書籍では感じることのできない香りを付けたという。編集と作成に時間がかかったため、発行が1年遅れて4周年となる先月となってしまった。

 19号のテーマは「『あえてつながらない旅』『他人の旅を意識しない旅』イコール(=)『大人の旅』」。A5版46ページで、発行部数は70部。先月から渋谷PARCO内フリーペーパー・フリーマガジンを専門店「Only Free Paper」などで随時配布しているがすぐに品切れになってしまうという。

 「Brali読んでください。そして旅に出てください。そして迷子になってください」とクリハラさん。「後々には公式サイト内に19号のPDF版もアップする予定。8月からネットラジオ局『SPACE DOG!RADIO』で旅番組も始めるので聞いていただければ」とも。

 同冊子の設置場所は、近代建築「チャータードビル」2階・3階フロアにある芸術家の交流拠点「Gallery4」(神戸市中央区海岸通)、三宮の雑居ビル2階にあるミュージックサロン「スペースドッグ!レコード」(旭通3)。このほか、インドのゲストハウス「サンタナ・ロッジ」プーリー店や長野県・槍ヶ岳のふもとにある山小屋「湯俣温泉 晴嵐荘」などでも読むことができる。

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