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神戸出身デュオ「にこいち」がミニアルバム 兵庫の魅力、全国に

神戸出身のアコースティックデュオ「にこいち」の井指冬輝さん(左)と松田央さん(右)

神戸出身のアコースティックデュオ「にこいち」の井指冬輝さん(左)と松田央さん(右)

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 神戸・三宮の商業施設「ミント神戸」(神戸市中央区雲井通7)2階デッキ特設ステージで12月2日、タワーレコード神戸店「にこいち ミニアルバム『ふるさと』発売記念ライブ・神戸編」が開催される。

タマネギを収穫する「にこいち」の2人

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 今年の5月31日公開の淡路島を舞台にした映画「種まく旅人 くにうみの郷」(配給=松竹、キャスト=栗山千明さん、桐谷健太さんなど)の主題歌に楽曲「今日も風が吹く」が抜てきされ、1月21日にVAPよりメジャーデビューを果たした神戸出身のアコースティックデュオ「にこいち」。同楽曲の作詞作曲活動中、頻繁に淡路島を訪れた同ユニットは「兵庫県内でこんなに近いのにまだまだ知らないことが多い」ということに気付かされる。「そんな場所がもっと他にもたくさんあるのではないか」と考え、歌うことを目的にせず県内のさまざまな場所に出向き同ユニットが紹介する企画「兵庫県のココがピカイチ!にこいち!」を始め、各地元の人たちとの交流を深めていった。

 今回発売するミニアルバムは、映画主題歌の続編を思わせる楽曲「こころね」、神戸ワインをPRするために書き下ろした神戸ワイナリー公認楽曲「幸せのサイン」、タマネギを恋心に例え、Kiss FM KOBEの生放送中に作った「たまねぎ日和」など、同ユニットが実際に訪れた場所での経験から完成した曲を収録。同ユニットの原点ともいえる「捨て猫のラブソング」や阪神・淡路大震災に対する思いを歌った「故郷」のほか、特典映像なども含まれている。

 ボーカルギターと作曲を担当する松田央さんは「楽曲を作る前に実際にタマネギを収穫させてもらったり、ワインを作る工程を体験したりした。経験してから曲を作っていったので全く背伸びせず、ありのままの自分たちの思いを込めたアルバムになっている」と振り返る。

 ボーカルと作詞を担当する井指冬輝さんは「これまでは特に納期などもなく自分たちのひらめきとタイミングで曲作りをしていたが、映画の主題歌『今日も風が吹く』では初めてミュージシャンとして必要とされ、楽曲制作に取り組めた。その喜びを教えてもらって、同時に自分たちが今すべきこともゆっくり見えてきた。今後もさまざまな体験をして自分たちが感じた思いを音楽に込めて兵庫県の魅力を全国に発信していきたい」と話す。

 開催時間は、1部=18時~、2部=19時30分~。観覧無料。

 今月5日には姫路駅北にぎわい交流広場で「にこいち ミニアルバム『ふるさと』発売記念ライブ・姫路編」も開催。JR三ノ宮駅南側2階歩行者用デッキで行われている「1000mの光の回廊」期間中の公認ストリートライブ(4日、9日、10日、11日、17日、18日)にも出演する。

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