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神戸のIT企業「神戸デジタル・ラボ」が職場見学イベント 社員の子ども対象に

プログラミング体験の様子

プログラミング体験の様子

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 神戸のIT企業「神戸デジタル・ラボ」(神戸市中央区京町、TEL 078-327-2280)で8月3日、社員の子ども向けイベント「KDLこども参観日2016」が開催された。

pepperを見て歓声を上げる参加者ら

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 同社で働く社員の子どもを対象に職場見学やプログラミング体験を行った同イベント。神戸市が実施を呼び掛ける「親の働く姿を見せる職場訪問・子ども参観日」をヒントに、5月ごろから社員が企画。当日は事前に申し込んだ小学生10人が参加した。

 文部科学省が運営する子ども向けのプログラミング学習サービス「プログラミン」を使用したプログラミング体験では、マウスの使い方から教えた。参加者は「クリック」「ドラッグアンドドロップ」などを覚え、パソコン画面でクジラやペンギンなどのイラストが動く様子に喜々とした表情で課題に取り組んでいた。

 実際に親の働く姿を見学する場面では、緊張した面持ちで担当者の説明を受けた参加者。事前に配布された名刺を社員と交換しながら見学し、情報セキュリティーやイーコマースの仕組みについて学んだ。先端技術開発事業部で「pepper」があいさつすると歓声が上がる一幕も。

 同イベントを企画した広報室の三木剛室長は「子どもがいることで、社内の雰囲気が盛り上がった。システム開発などは仕事の内容が見えにくいが、定期的に開催することで社員の家族に知ってもらえる機会を創出していきたい」と話す。

 参加者の男子児童は「すごく楽しかったので、夏休みの自由研究にしてクラスのみんなにも教えてあげたい」と笑顔を見せていた。

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