神戸・三宮に9月4日、骨付き肉専門店「八代目 中村精肉堂」(神戸市中央区加納町4、TEL 078-381-9868)がオープンした。
30代以上の女性客をメインターゲットに据える同店。24坪の店内にはカウンター4席とテーブル30席を設ける。「お客さまが入りやすいように」と入り口はガラス張りにする工夫も。
「骨の髄までしゃぶりつくせ!」をテーマに、骨付きの牛・豚・鳥肉を中心に提供する。「安全で安心できるものを提供したい」と店主の植田隆広さん自ら食肉工場を見学し、野菜も珍しい種類を八百屋から仕入れるなど、こだわり抜いた食材を扱う。
骨付き肉のメニューは「熟成オーロラトマホークステーキ」(600グラム~、1グラム12円~)や「茶美豚Lボーンステーキ」(1,380円)、「骨付きよだれ鶏」(780円)など10種類を用意。そのほか、馬肉を使った「さえぼし(馬肉の薫製)」(580円)、「馬タンのカルパッチョ」(780円)や、サラダ、デザートも。
ドリンクは、肉に合う酒として開発された日本酒「肉正宗 大辛口 純米」(830円)や、馬肉を加熱調理した料理にマッチングする酒質設計された「829GRILL 純米吟醸」(850円)を提供。カクテル(540円~)や果実酒(650円~)も扱う。
植田さんは「骨付き肉は見た目のインパクトが大きい。約3年前に骨付きの馬肉と出合い、物件を探し始めてようやくオープンできた」と話す。「お客さまに喜んでもらえることが一番。肉も野菜も普段なかなか食べられないものを提供したい」とも。
営業時間は17時~24時。