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神戸のホテル屋上に建つ公式灯台、一般公開 「灯台記念日」で

14階の南側バルコニーの「ホテルに建つ公式灯台」

14階の南側バルコニーの「ホテルに建つ公式灯台」

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 神戸メリケンパークオリエンタルホテル(神戸市中央区波止場町)は「灯台記念日」の11月1日、14階の南側バルコニーで「ホテルに建つ公式灯台」を当日限定で一般公開する。

夕暮れ時の灯台

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 1868年11月1日、日本最初の洋式灯台である観音埼灯台が起工されたのを記念し、1949(昭和24)年に海上保安庁が日本の記念日として制定した「灯台記念日」にちなんで、同ホテル最上階バルコニー部分に建つ灯台を公開する。同灯台は、海上保安庁から正式に認可を受けており、1995年7月の同ホテル開業以来21年間、現役の灯台として神戸港を行き交う船の安全を見守り続けている。

 昨年の開催では、普段は一般公開していない海抜およそ55メートルに位置する同灯台を間近で見ようと、家族連れのほか、灯台や神戸の歴史のファンら約350人が来場。「(同ホテルに)灯台があることを初めて知った」という参加者も多く、2時間という限定公開の中、神戸港の眺めを見たり、写真撮影をしたりとにぎわいを見せたという。

 同ホテル広報担当の野村祥子さんは「日本では唯一、世界でも大変珍しいホテルに立つ公式灯台。ホテル14階、海上55メートルの高さに立つこの灯台の光は、天候が良ければ遠く紀淡海峡からも見ることができる」と紹介する。

 公開時間は15時~17時。参加無料。

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