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神戸どうぶつ王国で正月イベント 初の書道ライブパフォーマンスも

「酉年」「野生」などの作品を披露した若手書道家のJ.Hiroyuki(J裕之)さん

「酉年」「野生」などの作品を披露した若手書道家のJ.Hiroyuki(J裕之)さん

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 神戸ポートアイランドの全天候対応施設「神戸どうぶつ王国」(神戸市中央区港島南町7、TEL 078-302-8899)で現在、正月イベントが開催されている。

ハシビロコウの巨大花絵

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 フラワーシャワーのシンボルツリー前では、今年の干支(えと)の酉(とり)にちなみ、同施設で人気のハシビロコウを模した幅約5メートル×高さ約3メートルの巨大花絵を展示。アルパカが園内を歩く「アルパカお散歩タイム」は、同イベント期間中「お正月バージョン」の衣装で行っている。

 シロオオタカと干支の花絵前で記念撮影できる「干支の酉のニューイヤーグリーティング」、王国の動物たちが描かれた絵札を使う「新春!ちびっ子どうぶつかるた大会」、客の手から受け取った100円玉をさい銭箱に入れ、おみくじをくわえて手のひらに届ける「ハルミの新春オウムみくじ」なども期間限定で行う。

 2日には、国内外で活動中の若手書道家・J.Hiroyuki(J裕之)さんによる「書道LIVEパフォーマンス」を初開催した。神戸市観光PR隊「神戸・清盛隊」のメンバーでもあるJ裕之さんを一目見ようと会場には立ち見が出るほど多くの人が集まった。J裕之さんは、白い紙にロウで文字を書き背景を墨で塗ると白抜きの文字が浮かびあがる蝋書(ろうしょ)を披露。間近で見る珍しい技法に子どもから大人までが目を輝かせて見ていた。

 J裕之さんは「『神戸どうぶつ王国といえば、動物との距離が近いということが有名なので』というMCの方の計らいで舞台付近に多くの子どもたちが集まってくれた。こんなにキラキラした目に囲まれての書道は初めての体験だった。書道は、子どもたちにとって硬い漢字が連なっているイメージがあると思うが、絵や英語などを作品の中に入れた親しみやすい書道をお見せすることで少しでも興味を持ってもらえれば」と話す。「神戸どうぶつ王国は、老若男女、幅広い世代の方、外国人観光客の方が集まる場所なので、これからも機会を頂けるのであれば、多くの方に親しんでいただける書道を披露していきたい」とも。

 冬季営業時間は10時~16時30分(1月4日と土曜・日曜・祝日は17時まで)。木曜定休。入園料は、大人(中学生以上)=1,500円、小学生=800円、4歳~5歳=300円。正月イベントは4日まで(巨大花絵の展示は9日まで)。

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