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神戸・諏訪神社で厄除初午大祭 湯立神事や餅まきも

伝統行事「厄除湯立神事」の様子

伝統行事「厄除湯立神事」の様子

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 神戸の諏訪山稲荷神社(神戸市中央区諏訪山町)で2月12日、厄除初午(はつうま)大祭が行われた。

安部初男宮司、神戸・清盛隊、バラバラバナナ

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 節分後最初の午の日に商売繁盛と家内安全を祈願する同祭では、釜で沸かした湯のしぶきを浴びて厄をはらう伝統行事「厄除(よけ)湯立神事」が執り行われた。

 神事では、安部初男宮司がおはらいし、白装束姿のみこが釜に塩、米、酒を入れて湯を清めた後、ササの束を湯に漬けて勢いよく振りまくと、参拝者らが、しずくを浴びて身を清め、今年一年の健康や開運厄よけを祈願した。

 今年は、神戸で活動する武将隊「神戸・清盛隊」、歌謡アイドル系パンクバンド「バラバラバナナ」などのゲストも参加。紅白福餅、福豆、ちくわ、子ども用お菓子袋など2000個近くがまかれる「福餅まき」も行われ、行事をにぎわせた。

 神戸・清盛隊プロデューサーの若見しのぶさんは「ありがたいことに2年連続で初午大祭にお招きいただいた。諏訪神社は神戸港が見渡せる素晴らしい場所にあり、地域の皆さまがその景観とこの神社を愛しておられることをとても感じる」と話す。「神戸開港150年の本年、清盛隊も地域の皆さまと共にこの神戸を盛り上げてまいりたい。そして来年2018年は平清盛生誕900歳の記念年。清盛隊らしく神戸の皆さまと共に楽しむ祭りを考えているので、ぜひご支援いただきたい」とも。

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