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神戸に福井・老舗箸専門店「にほんぼう」関西初出店 「はしながおじさん」商品も

「はしながおじさんプロジェクト」の顔出し看板でPRする「神戸・清盛隊」の平清盛、重盛、宗盛、GIONと神戸の箸専門店「にほん箸」の高山浩義さん

「はしながおじさんプロジェクト」の顔出し看板でPRする「神戸・清盛隊」の平清盛、重盛、宗盛、GIONと神戸の箸専門店「にほん箸」の高山浩義さん

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 神戸ハーバーランドの商業施設「umie MOSAIC(モザイク)」(神戸市中央区東川崎町1)2階に4月1日、箸専門店「にほんぼう神戸ハーバーランド店」(TEL 078-271-2084)が期間限定でオープンした。

「かっとばし!!」シリーズをPRする高山雄一朗店長

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 同店は、塗り箸が特産の福井県小浜市で90年余り箸を製造する「兵左衛門」の箸専門店。現在はオンラインショップをはじめ、「にほんぼう 東京駅グランスタ店」(東京都千代田区)、「にほんぼう 広尾店」(渋谷区)、「にほんぼう イオンモール岡山店」(岡山県岡山市)の3店舗を展開しており、催事などを除き関西初出店となる。

 「安心・安全」を合言葉に「お箸は食べ物です」というポリシーを持ち、口に入る部分には下塗りから仕上げ塗りまで主に自然塗料である漆を使っており、高品質でユニークな箸の製造・販売を展開。一般的な箸のほか、熟練の職人が手作業で一本一本仕上げた「けずり箸」(2,000円~)、プロ野球界を中心に社会人野球や大学野球などで使われ役目を終えた破損バットやバットを作る際にできる端材を再利用して作った「かっとばし!!(箸・箸置き・スプーン・フォーク・ボールペン・印鑑)」シリーズ(600円~)などを提供する。

 1膳あたり約15分で「簡単名入れ」(ひらがな・カタカナ=300円、ローマ字=500円)も可能(オープン記念で今月9日まで無料)。ギフトラッピング用に若狭の手すき和紙(1膳用=200円、2膳用=400円)を用意する。

 今年2月10日に児童養護施設の子どもたちに新しい箸をプレゼントすることを目的に、「兵左衛門」、神戸の箸専門店「にほん箸」(磯辺通2)、岡山のデザインプロダクション「トータルデザインセンター」の3社が共同で進めている「はしながおじさんプロジェクト」。同プロジェクト対象商品となる「はしながおじさん」ブランドの箸(大=23.5センチ、中=21.5センチ、各1,500円)も取り扱い、一膳購入につき、同プロジェクトから児童養護施設へ新しい箸を一膳進呈する。

 オープン当日は、人気武将隊「神戸・清盛隊」の平清盛、重盛、宗盛、GIONが駆け付け、「はしながおじさんプロジェクト」の顔出し看板などを使って同プロジェクトをPR。同隊は、昨年4月に発生した熊本地震を受けて募金活動を行い、熊本へ2回訪れて義援金を寄付するなど、これまでもさまざまな支援活動を積極的に行っている。

 店長の高山雄一朗さんは「神戸ではオンラインショップでしか購入いただけなかったが、ようやく実際に手に取ってご覧いただける場所ができた。高価な商品ではあるが、自信を持って長く使っていただける安心・安全なお箸をお届けしているので、ぜひお立ち寄りいただきたい」と話す。

 営業時間は10時~21時。2018年1月31日まで。

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