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神戸・三宮に老舗靴下専門店「千代治のくつ下」 初の直営店

老舗靴下専門店「千代治のくつ下」店主の長谷川郁子さん

老舗靴下専門店「千代治のくつ下」店主の長谷川郁子さん

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 神戸・三宮の商業施設「神戸国際会館 SOL(ソル)」(神戸市中央区御幸通8)地下2階に3月18日、老舗靴下専門店「千代治のくつ下」(TEL 078-855-8288)がオープンした。

人気のマーブル編みソックス

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 1951(昭和26)年の創業以来、靴下の製造を続けている千代田繊維工業(加古川市)が、2009年にネット販売を始めたことをきっかけに立ち上げたオリジナルブランド「千代治のくつ下」。糸の仕入れをはじめ、編み、縫製、加工、検品、包装の全ての工程を自社工場で行っている。「千代治」は創業者・長谷川千代次さんの名前の最後の一文字を「治める」に変えて名付けた。

 これまで限定ショップなどを開くことはあったが、常設の直営店は初めて。「多くの方に千代田繊維工業の商品を手に取っていただき、知ってもらいたい」との思いから出店を決めた。「肌触り・履き心地の良い靴下」にこだわり、冷えとり靴下や重ねばきソックス、マーブル編みソックスなどの人気商品を中心にラインアップ。素材はシルク、コットン、ウール、麻を用意する。

 商品は、定番ソックスのほか、5本指ソックスや就寝時用のおやすみソックスなどのシルクシリーズ(500円~)、トレッキングソックス(1,000円~)などを用意。レッグウォーマー(700円~)、レギンス(3,600円~)、パンツ(3,000円~)、コットンベスト(5,000円、以上税別)などのアパレルもそろえる。

 店主の長谷川郁子さんは「自分が使ってみて友達にも勧めたいと思える商品を目指している。品質にこだわった商品だが、あくまでも靴下は生活用品の一部。私自身がもう一足買おうかなと思える値段設定にしている」と話す。「2店舗目の出店は海外を視野に入れている。日本の伝統と品質、職人の思いを世界に届けたい」とも。

 営業時間は10時~20時。

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