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神戸どうぶつ王国に新エリア「ロッキーバレー」 同施設初の大型猛獣も

「ベアーキャニオン(BEAR CANYON)」で同施設初の大型猛獣「アメリカクロクマ」を公開

「ベアーキャニオン(BEAR CANYON)」で同施設初の大型猛獣「アメリカクロクマ」を公開

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 神戸ポートアイランドの全天候対応施設「神戸どうぶつ王国」(神戸市中央区港島南町7、TEL 078-302-8899)に3月17日、新エリア「ロッキーバレー~北アメリカの動物たち~」がオープンする。

「クーガー(ピューマ)」

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 2017年に先行公開した「アメリカビーバー」「シマスカンク」の展示場「ビーバークリーク」に加え、同施設初となる大型猛獣の「アメリカクロクマ」をはじめ、「シンリンオオカミ」「クーガー」「ハクトウワシ」が新たな4カ所の展示場にお目見え。これら5カ所が集まり新エリアとしてグランドオープンする。

 同エリアは、生息地・北アメリカの大自然を一部切り抜いたようなリアルな造形に加え、木々や植物、水辺、岩場などを再現。動物本来の行動が観察できるような、生息環境にこだわった展示場になっている。

 水辺と巨木の倒木、岩場や砂場などがある展示場「ウルフクリーク(WOLF CREEK)」では、東山動植物園からやって来た「シンリンオオカミ」の3兄弟「マイケル」「ゲンキ」「ヒカル」を公開。東日本大震災の日に生まれた「ゲンキ」「ヒカル」の名前には被災地復興の願いが込められている。

 「ベアーキャニオン(BEAR CANYON)」には、秋吉台サファリランドからやって来た「アメリカクロクマ」の双子の姉妹「豆」「節」を公開。水辺に近づいたり、植栽などに興味を示したり、中央にある大木の一番上まで登って遊ぶ姿を見ることができる。

 ワシの巣を意味する「イーグルネスト(EAGLE NEST)」では、「ハクトウワシ」を展示。「クーガー(ピューマ)」の展示場「クーガーウォーク(COUGA WALK)」は、コの字型の外壁がガラス張りになっており、見ている側が「ピューマ」に囲まれるような展示になっている。

 現在「アメリカビーバー」を公開中の約20メートルのオーバルになった水槽がある「ビーバークリーク(BEAVER CREEK)」には、別名「ヘソイノシシ」と呼ばれる「クビワペッカリー」や関西での飼育は同施設だけという「シマスカンク」を展示。新たに「アメリカアカリス」も仲間入りする。

 広報担当の宮本江津子さんは「触れ合いができるパークとして愛されてきた王国だが、初の大型猛獣を迎え、大自然の中で動物と遭遇するような感覚になっていただけるエリアが誕生する。王国の新たな歴史が刻まれる瞬間を皆さまと一緒に迎えられることをうれしく思う。北アメリカの勇者たちが待つロッキーバレーへ冒険の旅にお出掛けいただければ」と話す。

 開園時間は10時~17時(土曜・日曜・祝日は17時30分まで)。木曜定休。入園料は大人(中学生以上)=1,500円、小学生=800円、幼児(4~5歳)=300円など。4月1日から大人(中学生以上)=1,800円、小学生=1,000円などに改定する。

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