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神戸で「ウラ南京町ツアー」 老舗「老祥記」4代目が案内

南京町の行列のできる「元祖豚饅頭(まんじゅう)店『老祥記(ろうしょうき)』」の四代目・曹祐仁(そうまさひと)さん

南京町の行列のできる「元祖豚饅頭(まんじゅう)店『老祥記(ろうしょうき)』」の四代目・曹祐仁(そうまさひと)さん

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 神戸の中華街「南京町」(神戸市中央区元栄町通1)で7月15日、「ウラ南京町ツアー」が初開催される。

南京町広場

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 今年で生誕150年を迎えた南京町が神戸観光局のプラットフォームを生かした第1弾プロジェクトとして、3月15日から2019年2月末まで公民連携による「南京町生誕150年記念事業」を実施。観光客や市民にとって魅力あるまちづくりを目指している。

 月の中間(=中華)にあたる15日が「中華の日」であることも徐々に広まっており、「すでに南京町によく訪れて遊んでいる人たち」に向けてもっと深く南京町を知ってもらおうと「中華の日特別ツアー」を企画。南京町の行列のできる「元祖豚饅頭(まんじゅう)店『老祥記(ろうしょうき)』」の4代目・曹祐仁(そうまさひと)さんが各テーマに沿った店舗を案内しながら、南京町の歴史について紹介する。

 同ツアーには、地域の個性や特色を軸にした小規模なコミュニティーを形成し、ニッチな情報が集まる仕組みづくりを行う「DIIIG(ディグ)」を活用。地域を「フカボリ」するプラットフォームDIIIGは、共通の生活地域や趣味思考を持つ人々をマッチングし、オンラインからオフラインへと新たなコミュニティーの輪を広げていく。

 今月15日は、「ウラ南京町」をテーマに南京町のメインストリートではなく細い路地にある店を案内。野菜ソムリエのオーナーが作る「雅苑酒家(ガエンシュカ)」の広東料理、イタリア政府公認日本ナポリピッツァ職人協会認定職人が焼き上げる「ゲストハウス神戸なでしこ屋」の本格ナポリピザ、中国茶専門店「天福茗茶(テンフクメイチャ)」日本1号店の中国茶などを巡る。募集締め切りは今月8日。

 8月15日は、「曹家包子館(ソウケパオツーカン)」「群愛茶餐廳(グンアイツァツァンティン)」「天福茗茶」を巡る「飲茶(ヤムチャ)ツアー」を予定している。募集締め切りは8月8日。

 DIIIG広報担当の水浦彩美(ワイズエッグ)さんは「豚まんじゅうを生み出した老祥記4代目の曹祐仁さんは、老祥記伝統のおいしい豚まんじゅうを作るべく日々修業されている。南京町青年部のメンバーとしても若い力で南京町を盛り上げている曹さんと南京町について語り合いながら、おいしい神戸中華を堪能いただければ」と話す。

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