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三宮のオーセンティックバー「アンパ」が1周年 ウイスキー好きの店主が経営

オーセンティックバー「Bar unpas(バー アンパ)」店主の村本恭一さん

オーセンティックバー「Bar unpas(バー アンパ)」店主の村本恭一さん

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 神戸・三宮にあるウイスキーに特化したオーセンティックバー「Bar unpas(バー アンパ)」(神戸市中央区中山手通1、TEL 078-335-7725)が10月29日で1周年を迎えた。

「Bar unpas」バーカウンターの様子

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 店主は宝塚生まれ、神戸在住の村本恭一さん。21歳でバー業界に入り、三宮のオーセンティックバー「BAR el CAMINO(バー エルカミーノ)」でバーテンダーを経験し、ウイスキーのおいしさと楽しさを知る。ウイスキーのことをもっと知りたいと日本の主な蒸溜所は全て訪れ、さらに追求したという。その後、「AZABU BAR(アザブバー)」などで店長を経験するなどし、業界入り12年目に独立開業した。

 店舗面積は10坪。テーブル8席、カウンター7席を用意する。喫煙可能。「バーといえば木目調が多いが、映える内装にしたかった」と村本さん。ウイスキーの蒸溜釜に銅製が多いことからバーカウンターは銅板をイメージさせる内装に仕上げた。店名はフランス語で「一歩、一歩」を意味する。

 バックバーには、日本、スコットランドの島・本土、アイルランドなどで製造されたウイスキーを並べ、蒸溜所ごとの濃淡差が分かりやすいようにも工夫したという。村本さんは「ウイスキーは常時300本ストックしている」と明かす。メニューは置かず、客の要望に応える形でドリンクを提供するスタイルを採用。店頭に値段の目安が分かる看板を置くことで常連客だけでなく一見客も訪れるという。

 村本さんは「ハーフショットから注文いただけるので、ウイスキーを飲み始めた方にも気軽に足を運んでいただきたい。好みの味など聞いて、お客さまと一緒にお気に入りの一本を見つけることができれば」と話す。「フードに合わせてマリアージュしたワインを提供するシーンがよくあるが、ウイスキーの世界でもフードやシーンに合うものを提案していきたい。一度飲んでもらえばその価値が分かると思うので、まず入り口の門を開いてほしい」とも。

 営業時間は17時~翌1時。日曜定休。チャージ300円。

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