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コロナ禍に開業した神戸の日本酒バーとビストロがコラボ 弁当販売へ

「毎日食堂 Bucchi(ブッチ)」店主の石渕理さん(左)と「酒ノーケル(シュノーケル)」店主の山内寛明さん(右)

「毎日食堂 Bucchi(ブッチ)」店主の石渕理さん(左)と「酒ノーケル(シュノーケル)」店主の山内寛明さん(右)

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 神戸・元町北通の日本酒バー「酒ノーケル(シュノーケル)」(神戸市中央区元町通2、TEL 078-599-8500)で5月6日、テークアウトができるビストロ「毎日食堂 Bucchi(ブッチ)」(三宮町3、TEL 078-333-7676)の間借り弁当販売が始まった。

「酒ノーケル」販売限定の「油淋鶏南蛮弁当」

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 これまでの「まん延防止等重点措置」の施行や「緊急事態宣言」の発出などで、ダブルワークをしている「毎日食堂 Bucchi」のスタッフのアルバイト先が休業。店主の石渕理さんは「何とか雇用できる場所を作らないといけないと思った」と話す。

 新型コロナウイルスが流行し始めた昨年3月に開業したこともあり、親交があった石渕さんが「酒ノーケル」店主の山内寛明さんに相談。「毎日食堂 Bucchi」は販路拡大、店舗から離れた場所での広報・宣伝、「酒ノーケル」は常連客への昼食提供、「毎日食堂 Bucchi」の知名度を生かした宣伝効果が得られるということで今回のコラボが実現した。

 商品は、「毎日食堂 Bucchi」で人気トップ3という「Bucchi弁当A」(980円)、「日替わり弁当」「ハンバーグ&唐揚げ弁当」(以上650円)のほか、「酒ノーケル」販売限定の「油淋鶏南蛮弁当」(800円)、「元町グリル弁当」(650円)の5種類をそろえる。

 石渕さんは「互いに昨年の新型コロナとともに店をスタート。最初は不安もあったが奮闘し両店舗共に無事1周年を迎えることができた。私たちは『コロナ禍だからこそ』出会い今現在このような機会に恵まれている。相乗効果でさらにたくさんのお客さまに今までにない形でも喜んでいただける料理、店を作っていきたい」と意気込む。「同業者、他業種の方と幅広くつながり力を合わせることでもっと盛り上げていきたい。気軽に『毎日食堂 Bucchi』まで連絡いただければ」とも。

 弁当の販売は11時30分~(売り切れ次第終了)。平日のみ。今月28日まで。

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