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神戸のケンミン食品がグルテンフリーラーメン販売へ 大西益央さんが監修

グルテンフリーラーメン監修者の大西益央さん

グルテンフリーラーメン監修者の大西益央さん

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 神戸の「ケンミン食品」(神戸市中央区海岸通5)が5月16日、グルテンフリーの冷凍ラーメン「TSURUMEN×GF RAMEN LAB 黄金の鶏油(チーユ)しょうゆラーメン」を販売した。

TSURUMEN×GF RAMEN LAB 黄金の鶏油しょうゆラーメン(調理イメージ)

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 グルテンフリーラーメンを監修するのは、米ボストンの行列ができるラーメン店「Tsurumen Davis」店主の大西益央さん。来店客からグルテンフリーラーメンのメニューがあるか尋ねられ、断らないといけない経験があった大西さんは「すべての人にラーメンのおいしさを楽しんでもらいたい」と考えていたという。

 一方、経営理念である「皆さまに健康を」届ける米めん事業をさらに多くの人に知ってもらいたいと考えていたケンミン食品は、大西さんの思いと同社の理念を具現化するため、「全ての人が安心しておいしいラーメンが食べられる商品」として共同開発。2年かけて作り上げたこだわりのライスヌードルと、静岡の新グルテンフリー工場で製作した特製鶏だしスープで食べるグルテンフリーラーメンが完成した。

 従来のグルテンフリーラーメンと異なり、米粉を使いながらも通常のラーメンと遜色ない風味とこしをもつ麺に仕上げ、スープは「Tsurumen Davis」のしょうゆラーメンをベースに宮崎県特産「みやざき地頭鶏」を使う。

 ライスヌードル、スープ、焼豚、メンマがセットになった2食入りで価格は2,600円。グルテンフリーのラーメンに特化したECサイト「GF RAMEN LAB(グルテンフリー・ラーメン・ラボ)」で販売する。

 ケンミン食品の高村祐輝社長は「今回のプロジェクトは、当社の米の麺づくりの技術が世の中に役に立つのではないかと、期待と使命感を持って参画した。ビーフンとラーメンの違いを考えることから始まり、われわれの技術の幅もさらに広がりを見せている。グルテンフリーラーメン事業を通して、世界中のグルテンフリー生活を支え、すべての人が同じ食事をともにできる喜びを提供することを企業価値として再設定し、社会に貢献したい」と話す。

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