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神戸・垂水「さかなの学校」で初のプロレス興行 垂水出身レスラーが企画

神戸市立水産体験学習館「さかなの学校」のカメにまたぐ垂水区出身プロレスラー・のはしたろう選手

神戸市立水産体験学習館「さかなの学校」のカメにまたぐ垂水区出身プロレスラー・のはしたろう選手

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 神戸市立水産体験学習館「さかなの学校」(神戸市垂水区海岸通、TEL 078-706-5550)で2023年1月9日、プロレス興行「さかなの学校 presents のはしたろう約束のワンマッチ」が開催される。

のはしたろう選手とスペル・シーサー選手

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 「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」内にある同館「研修室1」を使って行う初のプロレス興行。主催は、岩手県を拠点に活動する「みちのくプロレス」所属で神戸市垂水区出身のプロレスラー・のはしたろう選手。のはし選手は2002(平成14)年5月11日にデビューし、2013(平成25)年にデビュー10周年記念の神戸大会を初めて自主興行で開催。今年10月30日には地元での自主興行9回目となる20周年記念大会を行った。

 来年1月15日、施設建て替え拡張に伴い「さかなの学校」を残して一時閉館する「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」。今年40歳になったのはし選手は「垂水区出身プロレスラーとして、どうしても地元の思い出の場所が一時閉館する前に、ここで試合がしたかった。引退もちらつく年齢になり、あの時にやっておけばよかったと後悔したくない」と企画した。

 試合は、のはしたろう選手対スペル・シーサー選手の61分3本勝負のみ。リングネーム「チョコフレークK-ICHI」として活躍していた元プロレスラーで神戸を中心に郷土飲食店を展開する「ワールド・ワン」(中央区下山手通2)社長の河野圭一さんが21年ぶりにレフェリーとしてリングに立つ。河野さんはプロレスラー時代にのはし選手と同じ道場で共に汗を流した仲間でもあり、地元大会のバックアップも行っている。

 当日は、桂浜水族館マスコットのおとどちゃんも応援に駆け付ける。

 のはし選手は「デビューから20年。右も左も分からない18歳だった入門時、最初に指導してくれたのがシーサーさん(当時は素顔)だった。優しく、時には厳しくプロレスラーとしての道筋を作ってもらった。紆余(うよ)曲折を経て今回、初のシングルマッチ。胸を借りる気持ちで真正面から挑み、生まれ育った街・垂水で、心ゆくまでプロレスリングを楽しみ、師匠超えを目指したい」と意気込む。

 「このメモリアルマッチを裁いてくれるのは、業界の先輩であるチョコフレークK-ICHIこと河野さん。縁が縁を呼んで実現した試合のレフェリーは河野さん以外に思い付かなかった。この3人をはじめ、さかなの学校の皆さん、大会運営に向け協力してくれた皆さん、来場者の皆さんと共に、素晴らしい闘いの空間を作りたい」とも。

 スペル・シーサー選手は「2001年春に闘龍門9期生として入門してきた野橋。今より細くて眼鏡をかけた礼儀正しい少年で、当時はプロレスラーとしてリングに上がる姿が想像できなかった。今では体もごつくなり、風貌も貫禄がついた。先日のみちのくプロレス神戸大会で新崎人生さんとあれだけの闘いをやってのけた野橋。61分3本勝負はかなり厳しい闘いになりそうだ」とコメントを寄せる。

 14時30分開場、15時試合開始。前売り券は最前列指定席4,000円、限定40席(残りわずか)。当日券は1,000円増し。チケットは「のはしたろう公式オンラインショップ」で販売する。

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