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神戸・北野アレイで写真展 安藤建築で「コンクリート」テーマに

「高架のある神戸の景色」をテーマとした宮下カツさんの作品「平磯」

「高架のある神戸の景色」をテーマとした宮下カツさんの作品「平磯」

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 「コンクリート」をテーマにした写真展「Concrete」が10月11日、「北野アレイ」(神戸市中央区山本通2)で始まる。

展示会場となる安藤忠雄さん設計の「北野アレイ」

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 イラストレーターのオオスキトモコさんと写真家の宮下カツさんが企画した同展。会場の「北野アレイ」はコンクリート打ち放し建造物で知られる建築家の安藤忠雄さんの初期代表建築で、「コンクリート」は2人の作品に共通するモチーフでもあるという。

 オオスキトモコさんは、2001(平成13)年に解体された鉄筋コンクリート造の東京大学駒場寮を取り壊し直前まで記録した作品を展示。宮下カツさんは、「高架のある神戸の景色」をテーマにした作品を展示。山、街、海という異なる視点から都市風景の中に潜む魅力を描き出す。

 オオスキトモコさんは「神戸では初の写真展。安藤建築で展示ができてうれしい」と話す。宮下カツさんは「普段、移動手段として利用する高架をまじまじと見ることは少ないと思う。いつもとは異なる視点で高架を見ることができる機会となれば」と話す。

 開催時間は、11日=14時~18時、12日・13日=11時~18時。10月13日まで。入場無料。

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