神戸の通販会社「フェリシモ」が11月16日・17日、「海底熟成ワイン飲み比べセット」を都市型ワイナリー「f winery(エフワイナリー)」(神戸市中央区新港町7)で期間限定販売する。
神戸開港150年記念事業の一環。エフワイナリーでは2021年から、神戸をはじめ、国内外のいろいろな土地のぶどうを使いワインの醸造研究を行っている。同ワイナリーでは2020年度の神戸市「CO+CREATION KOBE Project」対象事業として、同市港湾局ウォーターフロント計画課や神戸海上保安部などと調整を重ね、神戸港の海底約10メートルに沈めこれまで熟成を行ってきた。
「海底熟成ワイン」は難破船や沈没船から引き揚げられたワインに起源があるともいわれる。今回は、同じタンクで醸造・瓶詰をした神戸産のメルローを、海底に沈め熟成した物と、海底熟成を行っていない物を飲み比べる「おそろい海底熟成ワイン飲み比べセット」(1,600円)を同ワイナリーで販売する。
同ワイナリー所属ソムリエの中村圭緒さんは「海のゆらぎによって熟成された神戸ならではの味を楽しんでいただけたら」と話す。
営業時間は12時~19時。