「ユニバーサルなアートマッチングin水道筋商店街作品展」が11月26日、水道筋商店街「エルナード水道筋」(神戸市灘区水道筋3)で始まった。
兵庫県が推進する、障害者による芸術作品制作に取り組む福祉作業所と、展示を希望する民間企業をつなぐ「ユニバーサルなアートマッチング」の取り組みの一環。期間中、柱の掲示スペースを「水道筋商店街ストリートギャラリー」として、商店街をテーマにした障害者芸術作品を展示する。展示前から楽しみにしている家族からの問い合わせもあったという。
同商店街メンバーは「商店街の柱が宣伝広告ではなく、色とりどりのアートで華やかになってうれしい」と話す。同商店街協同組合理事長の江見真也さんは「地域の子どもたちが好きなことを発表して色んな人に見てもらう場所を作りたいと考えて行っている。一度に人が大勢集まるイベントより、ゆるやかに人が集まるような取り組みをしていきたい」と意気込む。