茨城空港(茨城県小美玉市)に4月16日より、スカイマーク(東京都大田区)が神戸便を1日1往復就航する。
同航空会社が2月6日に発表したもので、3月11日に開港する茨城空港初の定期国内路線となる。運航スケジュールは今後調整していくが、午前中の往復となる見込み。運賃は大人普通運賃が片道12,000円。最大で半額以下になる事前購入割引も設定する。
同社は今月、同空港開港日に神戸~茨城~羽田間に「記念フライト」を運航することを発表し話題になった。「定期便就航への布石では?」との憶測も流れたが、「ローコストへの取り組み」を特長とする新空港と同じく低コストのビジネスモデルを目指すスカイマークの思惑が一致し、早くも現実のものとなった。
同空港に就航が決まっていた定期路線は、アシアナ航空のソウル便の1往復のみ。茨城県の空港関係者の一人は、スカイマークの就航について、「県などの積極的な路線誘致活動が実ったものだと考えている。開港前に国内路線の就航が決まってほっとしている」と話す。
同新路線は、スカイマークの神戸発着路線としては羽田・那覇・福岡に次ぐ4路線目。(取材協力=みんなの空港新聞)