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神戸空港で「ねぷた」展示 弘前ねぷたまつりで運行の「神戸ねぷた」

国際便が飛ぶ第2ターミナルビルに展示している「神戸ねぷた」

国際便が飛ぶ第2ターミナルビルに展示している「神戸ねぷた」

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 「神戸×弘前ねぷた制作・運行プロジェクト2025」が現在、神戸空港第2ターミナルビル(神戸市中央区神戸空港1)1階出発・到着ロビーで「神戸ねぷた」を展示している。

多言語での説明パネルも設置

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 神戸市が進める、弘前市との都市間振興事業の一環。神戸の若手クリエーター4人が「神戸」をテーマに制作した「神戸ねぷた」は今年8月1日・2日、「弘前ねぷたまつり2025」で実際に運行した物。8月3日に弘前市を出発し、8月4日に神戸市に到着した。一般展示は8月5日から行っている。

 同ねぷたは、クリエーター4人が制作作業を分担し、著名なねぷた絵師である三浦呑龍(どんりゅう)さん指導の下制作。「鏡絵」と呼ばれる前面には、平治の乱で敗れた源義平(悪源太義平)が怨霊となって難波次郎に復しゅうする「布引滝悪源太義平霊難波次郎」の場面を、「見送り絵」「袖絵」と呼ばれる後面には、日本三大滝の一つでもある布引滝に鎮座する「白々(しらら)龍神」と水の神や芸能の神でもある「弁財天」を描いた。

 神戸市新産業創造課の板戸優貴さんは「今年で2年目となる事業のため、弘前市でも『神戸ねぷた』のことを覚えている弘前市民もあり感激した。神戸市民や旅行者にも知っていただける展示にしたい」と話す。

 9月18日まで。

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