そごう神戸店（神戸市中央区小野柄通8）本館9階催会場で8月4日、「I LOVE HYOGO 体験フェア」が始まった。

卓上織機による「赤穂緞通制作体験」もできる

　兵庫県の地場産業・伝統的工芸品の販売と制作体験から、各地で話題のスイーツまで、地元兵庫にフォーカスした同フェア。会場には、真珠や皮小物、家具、和ろうそくなど20店と洋菓子店5店が出店。当日は10時から、親善大使スマイル神戸の北川有里紗さんが来場客先着100人に「はばたんタオルハンカチ」をプレゼントした。

　開店前に行われた開会式では、神戸ファッション協会の小田倶義会長が「兵庫県の地場産業や伝統工芸の素晴らしさを体感して、販路を拡大することを目的として開催する。県下には優れた巧みの技術や伝統工芸が数多く存在するが、あまり認知されていない。兵庫のものづくりの水準の高さをアピールしたい」とあいさつ。続いて井戸敏三兵庫県知事は「地域経済活性の基本は特色を出すこと。そこでしか生まれない価値を理解し、知ってもらうのが大切。本日がそのスタートとなれば」と激励した。

　7日には、ジャイロセンサーによる自立制御機能によって体重移動だけで発進や停車ができるグリーンピア三木（三木市）タイアップ「セグウエイ X2」の試乗会（14時～・16時～）を行うほか、同遊園地のキャラクター「み☆きのこ」や兵庫県のマスコット「はばタン」が来店（13時～、15時～）を予定する。

　神戸のスイーツを紹介するコーナーでは、「神戸洋藝菓子ボックサン」の「こだわりロールケーキ」（1本 1,201円）や「オテル・ド・摩耶」の「神戸・摩耶山のスフレチーズケーキ」（1ホール 1,001円）を各日30個限定で販売。ほかにも兵庫の伝統工芸士が来店し、「マイそろばん作り」（15分 1,050円）や「フェザーアクセサリー作り」（20～30分 400～1,000円）なども体験できる。

　営業時間は10時～20時（最終日は18時閉場）。今月9日まで。