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エレクトロポップユニット「I Hate This Place」来日、神戸でライブ初開催へ

アメリカを拠点に活動を続けるエレクトロ・ユニット「I Hate This Place」

アメリカを拠点に活動を続けるエレクトロ・ユニット「I Hate This Place」

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 音楽スタジオ「ministudio(ミニスタジオ)」(神戸市中央区山本通2、TEL 078-271-8720)が企画する音楽イベント「I Hate This Place Premium Live 2012」が2月4日、「塩屋 旧グッゲンハイム邸」(垂水区)で開催される。共催は塩屋音楽会。

神戸を拠点に活動するテクノポップユニット「A.C.E.(エー・シー・イー)」

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 「I Hate This Place」は、アメリカを拠点に活動を続けるエレクトロ・ユニットで、Sean Nerney(ショーン・ナーニィー)さんによるソロ・プロジェクト。シンガポールで生まれたショーンさんは、その後アメリカへ移住。幼いころから複数のバンドでキーボーディストとしてプレーしていたが、大きな影響源である「80’s エレポップ」を現代流にしたサウンドを実現する創作活動を目的に、2004年に単身ニューヨークへ渡り活動をスタートした。2010年、ジョンレノン・ソングライティング・コンテストのエレクトロニカ部門でグランプリを受賞。現在は、音楽活動の拠点をアメリカとし、シンガポールには定期的に帰国している。

 最新アルバム「Shiny One」のプロモーションで再来日することで実現した同イベント。同スタジオは電子音楽・エレクトロ・テクノなどを専門にしていることから2年前、代表で音楽家の安井麻人さんが友人から「安井さん好みのエレクトロ・ユニットが来日中なので一度見てもらえないか」と誘われ初めてライブを体験。そこで刺激を受け、「次に来日することがあればぜひ一緒にイベントをやらせてほしい」と伝えたことが開催のきっかけとなった。神戸での公演は初めて。

 当日は国内アーティストも参加。出演は、名古屋を拠点に活動するニューウェイブ・バンド「ぶどう÷グレープ(BUDO÷GRAPE)」、奈良を拠点に活動するテクノポップバンド「√thumm(ルートサム)」、神戸を拠点に活動するテクノポップユニット「A.C.E.(エー・シー・イー)」。

 同スタジオの企画で、3日は「鶴舞KDハポン」(名古屋市中区)でライブを開催。1日は大阪、2日は京都で同ユニットのメンバーを迎えたファン・ミーティングも予定する。

 安井さんは「旧グッゲンハイム邸は神戸の中でもとても歴史と趣のある洋館。今、クラブという場所が社会問題として取りざたされる中、最先端のクラブ・ミュージックでもあるエレクトロポップ・ミュージックをこのような場所で体験してもらうことは、とても意義のあること」と話す。「『I Hate This Place』の音楽はちょっと感傷的な雰囲気もあり、日本人の琴線にも触れるところがある。一人でも多くの方に体験していただきたい」とも。

 開催時間は19時30分~。チケットは、前売り券=3,000円、当日券=3,500円。定員は150人。チケットは「ミニスタジオ」と「塩屋 旧グッゲンハイム邸(TEL 078-220-3924)」で取り扱う。

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