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神戸・元町の「抱っこできる」猫カフェが1周年 殺処分削減目指す

「cat cafe MIACIS 神戸元町店」の伊藤秀也店長と「cat cafe MIACIS」第1号猫スタッフのさつき

「cat cafe MIACIS 神戸元町店」の伊藤秀也店長と「cat cafe MIACIS」第1号猫スタッフのさつき

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 神戸・元町商店街5丁目のビル2階にある猫カフェ「cat cafe MIACIS(ミアキス) ねこまみれ 神戸元町店」(神戸市中央区元町通5、TEL 080-4242-6924)が1月8日、1周年を迎えた。

くつろぐ猫スタッフ

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 2014年春にオープンした「cat cafe MIACIS ねこまみれ 東加古川店」(加古川市)の姉妹店となる同店。捨てられたり、団体に保護されたりして飼い主のいない猫の殺処分を削減したいという思いから、両店で引き取って人慣れするように訓練している。店名にあるミアキスは、6500万年前に生息していた小型捕食者、ネコ科の祖先の名称。「ねこまみれ」は、たくさんの猫たちを体感して癒やされてほしいという願いも込めて名付けたという。「人類より先輩の猫たちにまみれて癒やされ、殺処分が無くなる世の中にしたいと思う人が増えてほしい」と伊藤秀也店長は話す。

 店舗面積は85平方メートル。歯車の形をモチーフにした手作りのキャットタワーなどを備えてスチームパンクをイメージし、男性の一人客でも来店しやすいような雰囲気を演出する。「兵庫県初抱っこのできる猫カフェ」をうたい、抱っこがストレスにならないようにしつけられた猫スタッフが、ボスのウラノスを筆頭に26匹所狭しと自由に歩き回る。

 伊藤店長は「猫の譲渡会などでは短い時間しか猫と接することができないので失敗することも多い。猫カフェでゆっくり接して猫たちの性格を知っていただき、譲渡につながればうれしい。譲渡などは東加古川店で行っているので気軽にお問い合わせいただければ」と話す。

 営業時間は10時~20時。月曜・火曜定休。利用料金は1時間1,000円(土曜・日曜・祝日は1時間1,200円)。延長30分ごと500円。ドリンクメニューは全て300円。

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