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神戸の老舗帽子店「マキシン」が米ファッション展示会「MAGIC」初出展

米ファッション展示会「MAGIC」に参加したマキシン取締役・杉原理砂さんと名古屋おもてなし武将隊の徳川家康さん

米ファッション展示会「MAGIC」に参加したマキシン取締役・杉原理砂さんと名古屋おもてなし武将隊の徳川家康さん

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 2月25日に創業77周年を迎えた神戸トアロードの老舗帽子専門店「マキシン(maxim)」(神戸市中央区北長狭通2、TEL 078-331-6711)が同20日~23日、米ラスベガスのファッション展示会「MAGIC(マジック)」に初出展した。

マキシン展示コーナーで徳川家康さんが記念撮影

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 「ラスベガスコンベンションセンター(Las Vegas Convention center)」と「マンダレイ ベイ(Mandalay Bay)」で行われた同展は、80年以上続く歴史のある世界最大級の総合ファッション展示会。一般来場は行わず、ショップ、ショールーム、メーカー、工場、バイヤーなどファッション関係者向けに行われている。今回は、15のカテゴリーに区分された会場に約2000社が出展。4日間で約10万人が来場したという。40パーセントはアジア圏。

 会場では、ライフスタイルを演出するというテーマに沿って、帽子のほか、靴、アパレル、食器、家具、ホビーなどの国内メーカー約50社がジャパンスタイルを提案。国内からは、着物、デニム、前掛け、ランドセル、イグサや瓦を使った雑貨などが出展され、素材や技術で「Made in JAPAN」を打ち出した。各ブースでジャパンスタイルをPRする名古屋おもてなし武将隊の徳川家康さんの姿も。

 元百貨店バイヤー・山本聖さん(一般社団法人 地球MD代表理事)との縁でマキシン欧米初進出となった今回は、自社で企画し神戸アトリエで製作した高級素材ハットからカジュアルハットまで約40アイテムを用意。「ラスベガスコンベンションセンター」内「SOURCING」ブースと「マンダレイ ベイ」内「POOLTRADESHOW」ブースの2カ所で展示した。

 マキシン取締役の杉原理砂さんは「米国の女性はヨーロッパと比較するとハットを着用する人が少ないが、その地域のニーズに合わせて商品をアレンジすれば受け入れられるかもしれないという手ごたえは感じることができた。まさに『百聞は一見にしかず』、現地に行ってさまざまな気づきがあった」と話す。

 次回、マキシンは3月4日に神戸ワールド記念ホール(港島中町6)で開催される「30th KOBE COLLECTION 2017 SPRING&SUMMER」に出展する。

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