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神戸・元町に焼き鳥店-串に編みこむように巻き刺した「鶏皮」メーンに

店主の荒川智紀さんと同店の「名物とりかわ」

店主の荒川智紀さんと同店の「名物とりかわ」

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 JR元町駅南側の神戸元町郵便局付近に5月21日、「博多やきとり かわ庵」(神戸市中央区元町通1、TEL 078-331-3789)がオープンした。

20席の掘りごたつ

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 店舗面積は16坪で、白と木目調で統一した店内には大きな窓も設けた。「焼き鳥店=赤ちょうちんで汚い、というイメージをなくしたかった。焼き鳥店の雰囲気も残しながら、明るくてきれいで女性も来やすい店にしたかった」(店主の荒川智紀さん)という。席数は、カウンター=14席、掘りごたつ=20席で、20~34人の貸し切りにも対応する。メーンターゲットはサラリーマン。

 同店は「博多で人気がある」という「鶏皮」をメーンに扱う焼き鳥店。鳥皮は神戸の焼き鳥店でよく見る「波刺し」ではなく、最も柔らかいという首皮のみを使い、串に編みこむように巻き刺すのが特徴。下焼きとタレの漬け込みを何度も繰り返し、仕上げに別の「秘伝」のタレにくぐらせて炙(あぶ)り焼きすることで「脂が落ち、タレのうまみがギュッと凝縮される」という。

 串焼きのメニューは「名物とりかわ黒(タレ焼き)」「名物とりかわ白(塩焼き)」「ねぎま」などに加えて「豚バラ」「ししとう」など20品以上で、価格は1串100円~200円程度。ドリンクはビール、日本酒のほか、ソフトドリンクも扱う。

 兵庫県三木市の出身で、もともとファミリーレストランの統括店長をしていた荒川さん。当時の上司が開業した福岡県博多市内の店で5年間修業し、今年1月に帰神。「ずっと飲食業で独立したいと思っていた」夢をかなえた。

 「1人で5~10本食べる人も多い。味には自信があるのでぜひ食べてみてほしい」と荒川さん。「夢はチェーン展開すること。関西に『名物とりかわ』を広めたい」とも。

 営業時間は17時~24時。

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