11月25日に開催される「第2回神戸マラソン」実行委員会は5月21日、出場者エントリー受け付けを終了し、同25日、定員数に対し各コース共に4倍を上回るエントリー数があったと発表した。大会をサポートするボランティアは継続して募集する。
各コースの申し込み状況は、フルマラソン(42.195キロ)は定員1万8000人に対して7万5173人と約4.2倍、クオーターマラソン(10.6キロ)は定員2000人に対して8426人と約4.2倍。いずれもエントリー者数が定員を超え、参加ランナーは抽選で決定することになる。
大会コンセプトに「ボランティア・マインド」を掲げる同イベント。「ボランティア・マインド」の具現化として設立された「フレンドシップバンク」の取り組みである「オリジナルチャリティグッズ」の申込者は3万9758人と全体の半数近くを占めた。
現在、大会をサポートする個人・団体ボランティア7500人を募集している(個人ボランティア受け付けは6月1日より)。主な活動内容は、ランナーへの配布物封入作業、三宮・神戸空港等でのランナー案内補助、「神戸マラソンEXPO2012」でのランナー受け付け、ランナーへの給水・給食、コース(沿道)の整理、ランナーの救護、手荷物預かり・返却、スタート・フィニッシュ会場でのランナーサービスなど。参加資格は15歳(活動日現在)以上で、予定している事前説明会に参加できることが条件。
関連イベントには、ゲストに有森裕子さん、高橋尚子さんが決定。「おしゃれランナー賞」などの企画も予定している。
同実行委員会担当者は「総数8万3599人というたくさんの方々からエントリーいただき、感謝している。第2回大会も、神戸ならではのさまざまなイベントを企画しているので楽しみにしていただきたい」と話す。「引き続き、ボランティアスタッフを募集しているので、一緒に大会を盛り上げていただければ」と応募を呼び掛ける。
大会の抽選結果発表と通知は6月末ごろを予定する。