ホテルオークラ神戸(神戸市中央区波止場町、TEL 078-333-0111)は6月、開業20周年を機に開発途上国の子どもたちに食糧を支援する事業「TABLE FOR TWO」への参画を発表した。
同事業は、先進国の企業の社員食堂や飲食店でカロリー控えめで健康に配慮したメニューを提供し、そのメニューを購入すると売り上げの中から20円が寄付され、開発途上国の子どもたちの学校給食代(1食20円)になる支援事業。同ホテルは神戸の企業としては初めてで、一般利用客に同事業に参加するメニューを提供する施設としては日本で初めての参画となる。
対象となるメニューは、同ホテル内のカフェレストラン「カメリア」で提供される「TABLE FOR TWOランチ」(1,890円)。
同ホテル支配人室の鵜丹谷理絵子さんは「世界でさまざまな食糧問題が取りざたされる中、食に携わるホテルとしてできることを考えTABLE FOR TWOにたどり着いた。TABLE FOR TWOは、『昼食をとる』という日常の行動に少しの社会貢献意識を持つだけで誰でも気軽に参加できるため、継続しやすく、従業員の社会貢献意識を高めるきっかけにもなっている」と話す。
カメリアの営業時間は7時~23時。