11月23日にオープンを控えたウエディング施設「RAVIMANA KOBE(ラヴィマーナ神戸)」(中央区神戸空港、TEL 078-306-1515)の内部が11月14日、報道関係者に公開された。
総工費約40億円をかけたという同施設。敷地内にはそれぞれ「水」と「森」をコンセプトにした独立型のチャペル2棟、披露宴も行えるバンケットルーム3室、プライベートプール付きのヴィラ4棟が立ち並び、ほかにも打ち合わせを行うブライダルサロンや衣装選びに使用するコスチュームサロンも併設する。
「水」をコンセプトにしたチャペル「Blue Bijou(ブルービジュー)」は広さ134平方メートルで、最大60人収容できる。天井の高さは8メートル、バージンロードは12メートル。全面ガラス張りのチャペル内には太陽光が降り注ぐ。
「森」がコンセプトのチャペル「Ariose(アーリオス)」はガラスと木材、石を組み合わせて作られた。木材には吉野杉を使用し、石はバリから取り寄せたこだわりの素材。152平方メートルのチャペル内は最大96人を収容、バージンロードの長さは16メートルある。天井の高さは木造建築の建築基準法上最大の13メートルに及ぶ。
ヴィラの1つ「Villa de Birth」は開放感や楽園を意識して作られたヴィラで、コンセプトは「バリモダン」。広さ91平方メートルの婚礼時の最大収容人数は48人。
11月14日時点で予約組数は既に500組(同社発表)を超えた。今月15・16日にはウエディングフェスタを開催、模擬挙式や会場のセッティングを見学できる。
同社広報担当は「神戸空港島だからこそ得ることのできた空と海に囲まれて風を感じるリゾート空間。施設のコンセプトは『アジアンリゾート』、まさに楽園という呼び名にふさわしい環境」と話す。「街中から車で約15分というアクセスにも関わらず、自然を全身に感じられる挙式・披露宴がかなうのは『ラヴィマーナ神戸』の特権。料理のスタイルやサービスにも注目してほしい」とも。