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「KOBE de 清盛2012」閉幕-ファンから「神戸・清盛隊」存続の声も

最後の演舞を披露する「神戸・清盛隊」(平清盛、重盛、宗盛、知盛、重衡、敦盛、GION)

最後の演舞を披露する「神戸・清盛隊」(平清盛、重盛、宗盛、知盛、重衡、敦盛、GION)

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 神戸市が観光振興・経済活性化を目的に展開してきたイベント「KOBE de 清盛2012」の閉幕記念式典が1月14日、「歴史館」(神戸市兵庫区)前で行われた。

大河ドラマ「八重の桜」への引き継ぎ式の様子

 大河ドラマ「平清盛」の放映に合わせて昨年1月21日から始まった同イベントの一環としてオープンした清盛ゆかりの地・神戸の観光資源を情報発信する「ドラマ館」(中央区東川崎町1)と「歴史館」には約57万人が来場。中でも、神戸の観光PR活動を目的に平清盛、重盛、宗盛、知盛、重衡、敦盛、GIONの平家ファミリーに扮装(ふんそう)した7人で結成されたPRキャラバン隊「神戸・清盛隊」が人気を博した。

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 期間中、「神戸・清盛隊」は全国各地でPR活動を行い、同館でのおもてなし、演舞、ラジオ出演、ガイドツアー、CDデビューなど精力的に活動。この日最後となる「おもてなし」と演舞では、メンバーそれぞれがこの一年の思いを話し、涙で言葉を詰まらせる場面も。棟梁(とうりょう)・清盛は「神戸の皆さん、わしらを再び神戸に呼んでくださりありがとうございました。800年前に築いたこの街がこんなに素晴らしい街になっているとは。『KOBE de 清盛2012』や大河は終わったが、わしらが愛し平家が夢見た都には変わらない。この蝶文広場で1年間活動していたことを忘れないで皆さんの歴史の1ページに刻んでいただければ」と締めくくると、会場からは「ありがとう」と別れを惜しむ声が上がった。

 式典では、矢田立郎神戸市長のあいさつや、宮城県の「奥州・仙台おもてなし集団 伊達武将隊」、福島県の「ふくしま八重隊」らを招き、今年1月から始まった大河ドラマ「八重の桜」への引き継ぎ式も開催。朝から降り続いていた雨も最後にはやみ、「神戸・清盛隊」はオリジナル曲「咲顔(えがお)」、「雅華・Gakka・平安~平成に咲き誇れ~」などを披露。メンバーは「『KOBE de 清盛2012』、は~ぁあ、楽しかった!」の声と共に平安へと戻っていった。

 期間中何度も歴史館に足を運んだファンからは「清盛隊を存続させてほしい」という声も多く、栃木県から3度も訪れた女性ファンは「1年間、清盛隊に会えるのを楽しみに来館し、平家ゆかりの史跡巡りを楽しんだ。歴史館は無くなっても『清盛隊』は存続させてほしい」と話す。「5年前に神戸の史跡巡りに来た時とは違い、小さな史跡にも駅やバス停、道路などに案内板が表示され格段に巡りやすくなった。『KOBE de 清盛2012』が終わっても平家の夢の都を見に来る人はたくさんいると思うので、案内表示や歴史館の展示物は何かの形で残してほしい」とも。