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プレスリー命日、神戸で「ペンライトビジル」-湯川れい子さんも参加

エルビス・プレスリー像前で「ペンライトビジル」

エルビス・プレスリー像前で「ペンライトビジル」

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 エルビス・プレスリーの36回忌となる8月16日夜、神戸ハーバーランドのエルビス・プレスリー像前(神戸市中央区東川崎町1)で「ペンライト ビジル-ELVIS Memorial Night」が開催された。

参加者に向けてメッセージを送る湯川れい子さん

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 プレスリー像は、2009年1月18日に惜しまれながらも閉店した東京・原宿の複合ショップ「ロックンロール・ミュージアム」のシンボルだったもの。日本におけるジャズ発祥の地でもある神戸が移設候補地として挙がり、同年8月7日に神戸ハーバーランドガス燈(とう)通り沿いの「カルメニ」前に移設された。以後、多くのファンが集う「エルビスの聖地」となっている。世界でエルビスの銅像があるのは、米テネシー州メンフィス、ハワイ、神戸の3カ所のみ。

 1978年から毎年、プレスリーさんの命日は米テネシー州メンフィスにファンが集まり、ろうそくを手に墓前まで歩く「キャンドルライト・ビジル」を開催。神戸ではエルヴィスウィーク推進委員会が主催する「ELVIS Memorial Night」の一環で同イベントが2011年に始まった。

 当日、プレスリー像の前には神戸・大阪・京都・滋賀などからファンが駆け付け、多くの花を手向けた。2010年にメンフィスで開催されたコンテスト「The Ultimate Elvis Tribute Artist Contest」日本代表の龍美勇一さんがライブを披露した後、参加者はプレスリーの楽曲(「Are You Lonesome Tonight?」「Memories」「Can't Help Falling In Love(好きにならずにいられない)」「I'll Remember You」など)に合わせてペンライトを振り、故人をしのぶとともに世界平和と安全を願った。

 同イベントに参加したプレスリー像神戸移設の立役者でもある作詞家で音楽評論家の湯川れい子さん(同委員会代表)は「今日はそれぞれの国でファンが集まっていると思うが、私も今エルビスの曲を聴きながら、あらためて神戸にこの銅像が来た不思議を思い返している。これから先、日本に行けばすてきなエルビス像があることを多くの人たちに知っていただき、音楽の街・神戸に訪れてほしい」と話した。

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