神戸市内の6つのホテルが3月1日より、東日本大震災遺児を支援するチャリティー企画として「グランシェフ チャリティーランチ」を提供する。
KOBEホテル6社会に加盟するホテルが主催する同企画。2000年より「阪神淡路大震災で受けた全世界からのさまざまな支援にお返しをする」という趣旨で各ホテル持ち回りで総料理長6人が共同で作る特別ディナーを提供する一夜限りのチャリティー夕食会「グランシェフ6人の饗宴」を展開。2012年からは、リーズナブルな料金のランチ企画「グランシェフ チャリティーランチ」に変更。5377人が利用し約140万円を寄付した。
参加するのは、ANAクラウンプラザホテル神戸(神戸市中央区北野町1)、オリエンタルホテル(京町)、神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ(東灘区)、神戸ポートピアホテル(港島中町6)、神戸メリケンパークオリエンタルホテル(波止場町5)、ホテルオークラ神戸(波止場町2)。
13回目を迎える今回もランチ企画を継続。6人の料理長が「健康」をテーマにオリジナル創作メニューをランチコースとして提供する。昨年は、メーン料理以外の3種盛りのオードブルとデザートは全ホテル同じメニューだったが、今回は全ての料理が各ホテル独自のメニューとなる。またメーン料理を魚と肉から選べるメーンディッシュチョイス(3,000円)と魚と肉の両方を楽しめるフルコース(4,500円)を用意。各ホテルオリジナルのチャリティーカクテル(800円)も提供する。以上、税・サービス料別。
神戸ポートピアホテルの総料理長・岸本貴彦さんは「今回のテーマである『健康』を感じていただける地元兵庫・神戸の幸をえりすぐって用意した。料理を召し上がっていただき元気になる時間をお過ごしいただければ」と話す。「料理の世界からチャリティーできることを非常に誇りに思う。われわれの思いのこもった料理をぜひ食べていただきたい」とも。
1食あたりのサービス料10%分を「あしなが育英会」を通じて、東日本大震災遺児の支援のための寄付に充てる。5月6日まで。