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神戸・北野坂近くのうどん店「だん吉」が全面リニューアル-観光客ターゲットに

「神戸牛石焼すき丼と饂飩(うどん)刺し」

「神戸牛石焼すき丼と饂飩(うどん)刺し」

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 神戸・北野坂近くのうどん・そば・丼の専門店「だん吉」が2月28日、神戸牛を使った創作料理の店「神戸麺人 匠 三代目 だん吉」(神戸市中央区加納町3、TEL 078-222-3728)としてリニューアルオープンした。

三代目藤本男吉さん(中央)とマネジャー大谷誠司さん(左)

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 1987(昭和62)年10月1日の創業以来、三宮の老舗うどん店として営業を続けてきたが、二代目店主の高齢化と後継者問題をきっかけに新たなターゲットとして観光客や外国人観光客などを意識。接客のレベルを向上させるほか、神戸牛や地産地消の有機野菜、灘の水と酒を使った本格料理を提供するなどメニューの全面的な見直しに取り組んだ。北野坂付近に手軽な居酒屋が少ないことから、「こだわりの酒とさかなをリーズナブルな価格で提供する北野坂の夜の新しい顔」を目指す。

 店舗面積は15坪、テーブル28席を用意。店内はもみじの紅葉を意識した温かみのある色を基調に、ゆったりと食事を楽しめる和の空間を演出する。

 メニューは明治創業の神戸牛専門店「神戸元町 辰屋」(元町通1)から仕入れる神戸牛を使った「神戸牛石焼きすき丼と饂飩(うどん)刺し」(1,600円)、「神戸牛のどて焼き」(500円)、「神戸牛の天ぷら」(600円)、自家農園の有機栽培で育てた玉ねぎの丸ごと天ぷらと自家製麺300グラムの入りの「華玉うどん(ぶっかけ・生じょうゆ・温あつ)」(850円)、セルフサービスで3種のしょうゆやみそを好みでつける「白おでん」(各150円)などを用意。アルコールは灘の蔵元直送生原酒などの日本酒、ビール、焼酎、ワインなどを取りそろえる。手軽な「ほろ酔いセット(ワンドリンク、うどん屋のポテサラ、おでん2品、枝豆)」(1,000円)も用意。以上、税別。

 マネジャーの大谷誠司さんは「だん吉のちょうちんの明かりを消すことなく、これまで皆さまに愛されてきた手打ちうどんをさらに研究した。透明感がありコシと歯応えとのど越しの良さを兼ね備えた『だん吉うどん』と正真正銘の神戸牛を使った創作料理を提供していきたい」と話す。「地元はもとより全国の皆さまに愛されるよう、三代目として物語のページを開いた。たくさんの人に足を運んでいただければ」とも。

 営業時間は11時~16時、18時~翌4時。

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