ラーメン店「皇蘭」「北海ラーメン」などを展開する北海(本社=神戸市灘区)は11月10日より、兵庫県下の3社企業コラボ新商品「摂津味処 三昧汁そば」を販売している。
同商品は、池田泉州銀行による異業種マッチングの成果として8月に発売し、話題となった「摂津味処 三昧つけ麺」に続く第2弾コラボ商品。第1弾同様に清酒「白鹿」などを製造販売する「辰馬本家酒造」(西宮市)の「吟醸酒かす」と、「六甲味噌(みそ)製造所」(芦屋市)の「二十割米糀(こうじ)白味噌」で独自に仕立てたスープに、北海が自社製造する特製中細麺を合わせる。酒かすを使っているが「かす汁」ではなく、みそを使っているが「みそラーメン」ではない、新しいタイプの「ラーメン」だという。
価格は、3食入り1,000円 (税別)。同社公式ホームページでネット販売するほか、「神戸南京町 皇蘭 北野工房のまち」(中央区中山手通3)などでの販売や同社直営店舗で取り寄せも行う。
今月1日からは、期間限定でイートインでの提供も実施。実施店舗は「神戸南京町 皇蘭 南京町本店」(栄町通2)をはじめ、「北海ラーメン さんちか店」(三宮町1)、「山神山人 大倉山店」(楠町5)、麺ロード「らーめん家 味噌じゃん」(三宮町1)など。価格と麺は各店舗で異なる。12月末までの予定。
同社社長室・室長の坂(ばん)雄二さんは「県内の老舗3社がタッグを組み、今まで無かったラーメンを開発した。地元の皆さんにぜひお試しいただければ」と話す。