神戸・トアウエストエリアに3月19日、コールドプレスジュース専門店「Wake Up!(ウェイクアップ)」(神戸市中央区北長狭通3、TEL 078-335-8143)がオープンした。同業態の専門店としては神戸初出店。
コールドプレスジュースは、低速圧搾の特殊なジューサーを使い、水や熱を一切加えずに野菜や果物を丸ごと押しつぶして作るジュース。1杯(450ミリリットル)を抽出するのに1キロ~1.5キロの野菜を使い、「飲むサラダ」ともいわれている。数年前にニューヨークでヒットし始め、日本でも2014年ごろから首都圏を中心に専門店が登場している。
場所は「ベルズコート」1階北号室。店舗面積は20平方メートルで、テークアウトメーンのジューススタンド形式で提供。白を基調としたガラス張りの明るい店内には観葉植物を置き、「木漏れ日の光」を意識したナチュラルで清潔感のある空間を演出する。運営は、1967(昭和42)年から食品卸を営む「たんばや商店」(西宮市)。コールドプレスジュースを通じて、「より多くの方に野菜の持つ力を知っていただきたい」との思いから出店した。
メニューは「胃腸」「アンチエイジング」「ダイエット」「エネルギー」「美肌」「デトックス」「血液」をテーマにした7種類。効能から野菜や果物を選び、体調に合わせてオーダーできるのが特徴。価格は、230ミリリットル=430円、450ミリリットル=760円。100円追加でチアシードを追加できる。一定期間コールドプレスジュースだけを飲み続け、臓器を休めるデトックス「体内クレンジング」ができる「1DAYクレンズコース」も設ける。
平川茜店長は「野菜が苦手な方でも飲みやすく続けられるように、野菜の本来のおいしさと合うフルーツを組み合わせて味にもこだわった。混じり気のないやさしいジュース習慣で心と体の新しい目覚めを体験していただければ」と来店を呼び掛ける。
営業時間は7時~20時。水曜定休。