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神戸で「減災コミュニケーション・バンダナ」作品展 来場者投票も

「COMIN’KOBE(カミングコウベ)」で作った「できます!」「やります!」バンダナと同館企画ディレクターの平林英二さん

「COMIN’KOBE(カミングコウベ)」で作った「できます!」「やります!」バンダナと同館企画ディレクターの平林英二さん

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 「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」(神戸市中央区脇浜海岸通1、TEL 078-262-5050)西館1階ロビー(無料ゾーン)で現在、「減災コミュニケーション・バンダナ デザイン・コンテスト2016」エントリー作品展が開かれている。

「COMIN’KOBE」で作った「できます!」「やります!」バンダナ

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 布の面にマーカーで記し、首・頭・腕に巻く、棒にくくり付けて旗のように振るなどすることで情報を発信・提示することができるバンダナ。サブタイトルに「わたしと誰かを結ぶ・つなぐ、1枚の布」と付けられた同コンテストは、数々の減災グッズの中でも非常時に備える用品として有効な視覚コミュニケーションの装置として捉え、その活用可能性を考える趣旨で行われている。主催は「減災デザイン・プロジェクト」。

 会場には、全国からの応募作品約50点を原寸サイズ(530ミリ四方)の出力物で展示。図案への評価の公平性を得るため提案者の名前や肩書を伏せた。3月11日~13日は来場者による投票を行い、その結果も審査の評価に活用。最も優れていると評価された作品は、実際に製品化を予定する。

 同館企画ディレクターの平林英二さんは「今回の取り組みが、減災コミュニケーション・バンダナの概念の普及を後押しし、減災グッズとしてある既存のバンダナ製品の認知向上・浸透に貢献することで企業などの協力・参画を得て、新たな減災用品の開発や普及につながってほしい」と期待する。「優秀作品の中から選ばれ製造・製品化するバンダナのデザインは(野外チャリティーフェス)『COMIN’KOBE(カミングコウベ)』で発表できれば」とも。

 開館時間は9時30分~17時30分(金曜・土曜は19時まで)。月曜休館(祝日の場合は翌平日)。今月27日まで。

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