新型インフルエンザ流行で神戸経済に不安-市内ホテルでキャンセル相次ぐ

マスク姿の人が目立つJR三ノ宮駅南側

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 兵庫県を中心に新型インフルエンザの感染者が増加している現在、神戸市内のホテルでは宿泊客のキャンセルが相次ぎ、影響が広がっている。

 5月16日に国内初の最近の海外渡航歴のない感染者が発生した兵庫県神戸市。同日には神戸市民祭協会が主催する「神戸まつり」の中止が発表され、現時点での私立幼稚園、小学校、中学校、高校、特別支援学校が休校措置をとる中、市内のホテルではキャンセルや日程の延期が相次いでいる。

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 クラウンプラザ神戸(神戸市中央区北野町1)では、個人の利用客のみならず修学旅行などの団体客についてもキャンセルが発生している。「詳しい数字は控えたい」(同ホテルセールス&マーケティング部の阪本栄織さん)としながらも、「ビジネスに大きな影響が出るくらいのキャンセルが発生」しているという。

 神戸メリケンパークオリエンタルホテル(波止場町)では16日以来、宿泊客、レストラン利用客ともにキャンセル数は約100件に上る。同ホテルでは現状を受け、1時間に1回程度エスカレーターの手すりやエレベーターのボタンなど不特定多数の利用客が触れる場所のアルコール消毒を行っている。

 ホテルオークラ神戸(波止場町)では18日時点で5月予約の約1割程度のキャンセル、宴会に関しては10件ほど日程延期が出ているという。同ホテル企画広報課の鵜丹谷理絵子さんは「早く終息し、元の神戸に戻って、多くの観光のお客様に神戸にお越しいただきたい」と話す。

 兵庫県では19日23時現在、「新たに8人の新型インフルエンザウイルス感染者が確認」(神戸市発表)され、県内の感染者数は110人を越えた。

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