8月2日に行われる「阪神タイガース検定2009 会場試験」の受験者募集が6月15日、始まった。主催は、検定総合サイト「検定道 KENTEI-do」を運営するルート(神戸市中央区琴ノ緒町3)。
同検定は「阪神タイガースをこよなく愛し、タイガースのことなら何でも知っている。どれほどタイガースファンなのか証明したい。という人のための検定」(同社)。2007年から開催され、ウェブ上での検定も合わせると7回目を数える今回の会場は西宮市民会館(西宮市六湛寺町)。
受験者は先着120人限定。問題は100問出題し、80点以上が合格。95点以上の成績を収めた受験者にはシーズンロゴの入った金色のピンバッチ、90点~94点では銀色のピンバッチ、80点~89点では銅色のピンバッチを、それぞれ贈る。現在同検定のホームページ上で「日本一になった昭和60年、ベストナインに選ばれたのは、バース、掛布雅之、岡田彰布とだれ?」など、過去の出題問題を4択で公開している。受験時間は75分。
前回までの受験者は男性が約8割を占める。検定には同球団創設当時からの問題がランダムに出題されるためか、合格率は約5%と難関を極める。これは同社が主催するほかの検定の合格率に比べても低く、前回の受験者からは「難しいけど、リベンジしたい」と意気込む声もあったという。
同社の中田孝成社長は「前回1位の方に今回は問題を考えてほしいと打診したところ、『今回も受けたいから』と断られた。こうした根強いファンが付いてきているのはうれしい」と話す。「これまでの開催では福井県や東京都からの受験者もあった。受験当日は試験後、阪神甲子園球場で『阪神巨人戦』が行われるので、遠方から参加いただける方にはぜひそちらも楽しんでいただければ」とも。
受験料は5,250円。募集は7月26日まで同検定ホームページか郵送で受け付ける。試験は14時30分~。詳細は同検定ホームページで確認できる。