高速神戸駅の北西にある銅板焼き肉を提供するカジュアル食堂「resto Adol(レスト アドル)」(神戸市兵庫区西多聞通2、TEL 078-778-4171)が11月1日、オープン1周年を迎えた。
店舗面積は約14坪。席数は、テーブル12席、カウンター4席。最大15人の貸し切り利用にも対応する。全席喫煙可。店内は、レンガと木目を基調としたカジュアルな空間を演出する。
店主は、16歳のころから身内が経営する長野県のペンションで欧州家庭料理の経験を積んだ岩村隆史さん。その後、焼き肉店の新規立ち上げに参加し、従業員としても働く。焼き肉店は、今では予約がなかなか取れないほどの人気店になっているという。
一方、インラインホッケーの社会人リーグ「KTIHL(関西インラインホッケー)」副代表の顔も持つ岩村さん。国内外の大会での入賞経験もある選手と仕事を両立させてきたが、肉好きが高じてついに独立開業を決めた。
看板メニューは、オリジナル銅板を使った焼き肉。「銅板は熱伝導率が良いため、焦がさず早く均一に焼き上がる」と岩村さん。ブロックで仕入れるという「特選和牛カルビ」(1,300円)、「牛タン」(880円)、「牛ハラミ」(950円)、「牛テッチャン」(550円)などのほか、「肉盛りアドルセット」(1人前=1,500円、4~5人前=5,800円)、「肉盛りカップルセット」(2人前=2,900円)などの盛り合わせも用意する。
焼き肉以外の名物メニューは、1人前から注文できる鍋(800円~)、岩村さんが好物でメニューに入れたという要予約の「ラザニア」(1,000円)、肉好きのための「具だくさんミートスパ」(750円)、「濃厚チーズケーキ」(1カット380円)など。丼もの(600円~)や定食(780円~)、コーヒー付き日替わりランチ(柳=700円、桜=980円)のほか、ペンション時代に腕を磨いた料理なども提供する。
ドリンクは、ソフトドリンク(200円~)、肉に合うアルコールも各種そろえる。
岩村さんは「お客さまの要望に可能な限り応えていくうちにメニューが増えていった。これからもお客さまに笑顔になっていただけるようなおいしい料理を提供していきたい」とほほ笑む。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=18時~22時30分(ラストオーダー)。火曜定休。