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神戸・須磨海浜公園近くに「自由港書店」 港のような場所に

書店「自由港書店(じゆうこうしょてん)」店主の旦悠輔(だんゆうすけ)さん

書店「自由港書店(じゆうこうしょてん)」店主の旦悠輔(だんゆうすけ)さん

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 書店「自由港書店(じゆうこうしょてん)」(神戸市須磨区衣掛町4)が5月1日、神戸・須磨海浜公園近くにオープンする。

「自由港書店」店舗入り口

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 2階にラトビア雑貨専門店「SUBARU(スバル)」が入るタイル貼りのレトロビル1階に位置する同店。店舗面積は約5坪。青をテーマカラーとした内装は、店主の旦悠輔(だんゆうすけ)さんが港のような雰囲気を演出。気軽に入りやすいよう、明るく開かれた空間づくりにもこだわる。

 旦さんは「自分の人生を生きる、自分の気持ちに正直に生きる、そんな『自由』を大切にしたいと思った。書店は、自分の気持ちに静かに向き合える場所。港のような、古今東西の書物が行き交う開放的な書店を作りたいと思った。『ああ、こんな世界もあるんだな』というような発見がある場所になれば」と店名の由来を明かす。

 出店は「風通しの良い、心に自由の風が吹き込んでくるような、気持ちの良い場所」にしたいという思いから、鳥のさえずりが聞こえてくるJR須磨海浜公園駅の南エリアを選んだ。

 あまり一般流通していない個人で作った少部数の出版物「ZINE(ジン)」をはじめ、絵本、画集・美術書、詩、短歌・俳句、小説などの文芸全般、自由と暮らしのための本をラインアップ。自由な気持ちになれる本、絵や言葉にもこだわって選書しているという。

 書籍以外にポストカード、レターセットなどの「紙と書くもの」、きれいな切手などもそろえ、店頭には「フリーマガジン&フリーペーパー」のラックを設ける。

 新型コロナウイルス感染症防止対策について、「路面店でドアを全開にして営業している。窓も多く風通しも良いので安心していただければ」と旦さん。「須磨海岸散歩の行き帰りなどにも気軽に立ち寄ってほしい」と話す。

 「ゆくゆくは、ウェブメディアの運営や出版もおこなっていきたい」とも。

 営業時間は13時~19時。月曜・火曜定休。

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