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神戸・三宮センター街エリアで職域接種実施 事業者や従業員対象に

神戸・三宮センター街エリアで職域接種が始まった

神戸・三宮センター街エリアで職域接種が始まった

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 「KOBE三宮ひと街創り協議会」(神戸市中央区三宮町2、久利計一会長)が8月18日、加盟する事業者や従業員などを対象にした新型コロナウイルスワクチンの職域接種を始めた。

1回目接種会場となったフロア面積約200平方メートルの賃貸用空き事務所

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 接種対象は同会員17団体をベースに、三宮センター街、さんちか、さんちか名店会、サンプラザ名店会など約600店の従業員のうち接種希望者500人程度。「神戸サンセンタープラザ」が、接種会場として予約の入っていない貸し会議室や空きスペースを有効活用し、「KOBE三宮ひと街創り協議会」事務局として接種の手続き運営などを取りまとめ、三宮のにぎわいと安全・安心な街づくりを支援する。

 職場エリア内に接種会場を設けることで小規模店舗の従業員がまとまって接種でき、職場を離れる時間を短縮。神戸サンセンタープラザ専務の北畑雅敏さんは「多くのお客さまが三宮で安心して買い物していただくことにつながる」と話す。

 接種会場では商店街の従業員らが交代でボランティアスタッフとして応援出務(受付、案内誘導など)を行い、接種を推進する。

 ワクチンはファイザー社製を使う。接種は「医療法人社団 明芳会 明芳病院」が担当する。同医院の鄒秀●(ツオシュウリ、●=さんずいに利)院長は「KOBE三宮ひと街創り協議会」が市内養護施設の子どもたちを毎年沖縄へ招待するプロジェクト「KOBE夢・未来号」に、医療ボランティアとして参加しており、「三宮街衆の皆さんが社会貢献されていることに協力したい」との思いから行う。

 第1回接種は8月23日、第2回は9月13日に完了する予定。

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