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神戸の繊維資材メーカーが天然麻素材の着火材 マルシェ出品も

天然麻素材の着火材「Firefly JUTE~ホタルの麻~」を紹介する考案者の増田修一さん

天然麻素材の着火材「Firefly JUTE~ホタルの麻~」を紹介する考案者の増田修一さん

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 神戸の繊維資材メーカー「小泉製麻」(神戸市灘区新在家南町1)が3月12日・13日、新在家にあるショッピングモール「サザンモール六甲B612」(同)で開かれるマルシェ「TOMARIGI MARKET」に天然麻素材の着火材を出品する。

天然麻素材の着火材「Firefly JUTE~ホタルの麻~」

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 1890(明治23)年創業の同社。産業用繊維製品・緑化土木資材・農業資材などの製造販売・開発を行っている。

 創業当時から続く商品「黄麻(こうま)」をアレンジし、環境に配慮した天然麻素材の着火材「Firefly JUTE~ホタルの麻~」(550円、5巻入り)を昨年9月に発表。麻製品の加工を得意とする同社の技術を生かし、軽量で持ち運びに便利な「1回使い切りの適量サイズ」の着火材を開発した。

 商品名は「ホタルのような小さな光の種火から着火し安定した炎になる」ということから、「非日常的な空間の中、リラックスができ、開放感を味わえるたき火の癒やし効果」に魅了されたという同社の増田修一さんが「アウトドア人口を増やしたい」という思いから考案した。

 広報担当の篠原麻裕子さんは「キャンプ初級者にとって、一番ハードルの高い作業が火起こし。手軽に種火を起こせたら、キャンプが盛り上がり料理やたき火を楽しめる。現在は通信販売のみで展開しているので、実際に商品を手に取って見てもらえる機会になる」と話す。

 「人と人をつなぎ、店舗と店舗が交流すること」がコンセプトの同マルシェは、灘区を中心に活動する団体「KOBEとまり木」が主催。神戸市を拠点とする飲食店やハンドメード作家が各日約40店以上出店し、灘区内のだんじり巡行時に着用した歴代の法被や歴史などの展示ブースも設ける。

 開催時間は11時~16時30分。

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