「カンデオホテルズ神戸トアロード」（神戸市中央区三宮町3、TEL 078-958-6755）が3月17日、神戸牛専門店などを展開する吉祥吉グループとのコラボ宿泊プランの販売を始めた。

「神戸牛 喜山」コースのステーキ

　「カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント」（東京都港区）が経営する同ホテル。「4つ星ホテル」をコンセプトに展望露天風呂、「Simmons（シモンズ）」のベッド、ビュッフェ形式の朝食などを提供し、東京、大阪、愛知、福岡など16都府県に23棟を展開する。

　「吉祥吉グループお食事券付きプラン」は昨年10月から3カ月の期間限定で販売され、好評を得たことから第2弾として行う。

　同ホテル・イールド統括責任者の高橋侑生さんは企画経緯について「地域活性化を目指す両社でコラボし、地域をより楽しんでもらえる思い出深いプランを作りたかった。神戸といえば神戸牛。高額でなかなか手を出せないイメージが強いが、このプランでは宿泊とセットでリーズナブルに神戸牛を楽しんでもらえる」と話す。

　同プランに付く食事券は各店舗によって券面金額が異なり、プラン予約時に店を比較して選ぶことができる。各店舗では同プラン限定の特別価格でセットまたはコースを用意する。

　「神戸牛 喜山」では「喜山プレミアムコース」（6,500円、通常価格1万1,000円相当）を用意。コース内容は「神戸牛炙（あぶ）りステーキ寿司（ずし）」「彩の前菜 ローストビーフ」「白と黒のサラダ」「淡路玉ねぎと神戸牛のコンソメスープ」「神戸牛ステーキ2種食べ比べ140グラム」など全9品で、ドリンク、ライス、デザートが付く。このほか、食事券が利用できる店は「神戸牛 八坐和（やざわ） 阪急三宮店」（7品セット＝2,000円）、「神戸牛焼肉 八坐和 本店」（13品コース＝5500円）、「神戸牛 吉祥吉 三宮中央店」（11品コース＝7,000円）。食事券の有効期限はチェックアウト当日。

　高橋さんは「夕食をあえてホテル内で提供せず、神戸観光しながら飲食店で食事をしてもらう。街を散策してから食事を楽しんでもらい、ホテルの展望露天風呂で疲れを癒やしてほしい」と話す。「神戸の魅力を改めて感じてもらえるプランなので、県外のお客さまだけでなく地元の方にも神戸牛を気軽に楽しんでもらいたい。日帰りで朝食、入浴、ラウンジバーのみの利用もできるので、さまざまな用途で来てもらえれば」とも。

　チェックインは15時～、チェックアウトは11時。コラボ宿泊プランの宿泊料金は1室2万3,000円～（2人利用時）。5月31日まで。