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神戸のバスケウエア専門店が奈良靴下専門店とコラボ 足袋ソックス開発

バスケットボールウエア専門店「GRIN FACTORY(グリンファクトリー)」社長の中野厚子さん

バスケットボールウエア専門店「GRIN FACTORY(グリンファクトリー)」社長の中野厚子さん

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 バスケットボールウエア専門店「GRIN FACTORY(グリンファクトリー)」(神戸市中央区再度筋町、TEL 078-599-8327)が靴下専門店「エコノレッグ」とのコラボ開発商品「足袋ソックス」を販売して1カ月がたった。

足袋型のソックス

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 2007(平成19)年、バスケットボール選手を続けるためにバスケウエアブランドを立ち上げた「GRIN FACTORY」社長の中野厚子さん。現在、バスケットボールウエアなどのバスケットボール関連グッズのネット販売を中心に行っている。

 「小学生でも膝や腰を痛めながら練習を続ける選手がいることをお客さまから聞いていたが、これまでは話を聞くだけで何もできず心苦しく思っていた」と中野さん。「新型コロナ禍による運動量の減少で偏平足の子どもが増えていると聞いた。偏平足は体のさまざまな場所に負担がかかり、けがをしやすい。自身の選手経験からもけがをしてから対処するのではなく、しないようにすることが大切と実感している。一つでもけがを未然に防げるようなサポートソックスを作ろうと決意した」と明かす。

 「製造は、サポートソックス製造に定評のある『エコノレッグ』に依頼した。専門家の知見を得るため、健康科学博士でトップアスリートのコンディショニングに携わるトレーナーに監修を依頼し、3者で意見を出し合って開発した」とも。

 バスケットボール歴38年で、全国大会優勝の経験もある中野さんが1年間練習や試合で試し履きし、バスケットボールの激しい動きに合うよう調整した。足のアーチ、かかとのサポート、衝撃吸収力が2倍という足底クッション、滑り止めなどを備え、指が使え踏ん張りやすい足袋型のソックスが完成した。

 4月1日から販売している同商品は、「鍛えつつ守るタビソックス」(2,530円)。サイズ展開は、20センチ~22センチ、22センチ~25センチ、25センチ~27センチ。カラーは黒で、「GRIN FACTORY」のロゴ刺しゅうは2種類(イエロー、ライトグリーン)を用意する。今後、サイズとロゴ刺しゅうカラーを増やす予定。

 中野さんは「付加機能の相乗効果により、履くだけで83%の方が立位体前屈での柔軟性がアップすることも分かり、使用者がより効果を体感しやすいソックスとなった。発売開始直後から選手以外の方々にも利用してもらい、『土踏まずが優しくサポートされて気持ちいい』『足のむくみが少なくなった』『疲れにくい』『上り下りが楽になった』『運動中の足裏の痛みが軽減された』などの声をいただいている。けがに悩むアスリートを減らし、バスケットボール以外でも、楽に運動や仕事ができる助けになれば」と話す。

 バスケットボールウエア専門店「GRIN★FACTORY」オンラインショップで販売する。

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